本物のコミュニケーション能力の育み方
コミュニケーションって、伝える能力だと思われがち。
※思ってねーよって人はスルーして^^
「自分の考えを人に理解してもらえるように伝える能力」も、もちろんコミュニケーション能力として不可欠。
ただ、もっと本質まで迫ると、本当のコミュニケーションのスタート地点に立てるのって、
相手の「背景」まで配慮できて、相手の言葉をキャッチできる能力なんじゃないかな。
コミュニケーションは一方通行じゃなく、キャッチボールだ!なんてよく言われているでしょ^^
相手からその言葉が出てくることになった背景まで感じ取ったり、相手の立場に立てることが出来たときに、ほんとうのキャッチボールが始まると思うの。
相手の気持ちを想像できる「想像力」がないと話にならないってことに、なりかねないわけ。
じゃあ、なぜ人の気持ちが想像できない子・共感力のない人間ができあがるんだろう・・
1つ目は、家庭内での感情表現が乏しかった場合。感情の出し方を生活を通して学べなかったということがあると感じます。
感情って、まず出さないと、コントロールの具合も学べない。
2つ目は、要領よく!!効率よく!!ばかりを求められるような家庭環境だった場合も、感情が薄い人間になりがちだと私は感じます。
そのような人が社会人になったとき、まして上司の立場になったときには、効率効率効率!!!!を周囲にも求めるので、周囲は疲弊します。
こういう人って、ほんとうに周囲とのコミュニケーションができないんですよね。
人間らしい感情や、共に進めるとか、共に喜ぶとかが出来ないんですよ。
そのような人の「親」を研究した時に、たいてい育ちの中で、こどもへの共感が少なかったり、無かったりしていると感じます。
※当社比です。
こどもや他人のニーズに配慮できず、親が自分の価値観だけ全開だと、共感力のある子には育ちにくいです。
3つ目は、脅迫的態度や幻覚すぎるしつけです。
親が白黒を決め、それに従わない事は許されないというような場合、こどもは素直な感情を出すことを悪とされて育ちます。
本来どんな感情にも、善悪はありません。
たくさん出して、自分の気持ちを認識させてあげる過程が本当に重要なんです。
出すべき時期に、十分に出させてもらえなかったこどもたちは、大人になってからも、自己を抑圧し続けます。
その抑圧が30代、40代、50代、60代になって、ブチっと切れてしまうと、ひどいときには犯罪行為にまで及んでしまう事例もニュースなどで見ますよね。
それはそれは、本人も親もしんどくつらいものです。
4つ目は、他人は敵と思え思考です。
競争心を必要以上に植え付けられて育つと、人を蹴落とさないと、自分が上がれない!!というマインドセットになりかねません。
もちろん人生には受験やスポーツのように、勝つことにこだわる必要があるシーンって存在するから、競争がダメってことじゃないけど、負けた相手の気持ちが分からずに、馬鹿にしたり、見下したりして、ほくそ笑んだりするとしたら、良い育ちをしているとはいいがたいですよね。
なんでそうなるのかというと、親からそうされてきた。と語る人も少なくないと感じます。
5つ目は、適切な指導や教育を受けられなかった。です。
こどもは、時には親や周囲の大人から、ひどく叱られたり、言い聞かせられたりすることで、道徳心を身に付けたり、反省したり、改善しながら、育ちます。
でも、適切な時に、適切な指導や教育が受けられなかった場合、善悪の判断が歪んでしまったり、他者に配慮するとはどういうことか?を身をもって学ぶ機会を得ないまま成長することも。
やっぱり、こどもを「見守る目」「共感」「適切な言葉かけ」はこどもにとって愛情であり、栄養なんです。
そんなこんなで、いろいろ書きましたが、もし、ママ自身が親から共感されずにそだったかも・・・という場合は、今から自分で自分を温かく育ててあげればよいですからね^^
温かさを体得すると、こどもや他人にも、温かさをあたえられるようになります。
だからまず、自分の中に、温かさって???を体感できるようにすることから、全ては扉が開いていくんですよ♡
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