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【気まぐれ映画録④】『幸せのレシピ』幸せってなんだろう

ある人が「私には、ある時ふと観たくなる映画が何本か存在する」と言ってました。
私にとっては、この映画がそれ。
年をとるにつれ考え方が変わり、観点も変わりそうな映画だからというのが理由の一つ。
もう一つは、人生において最大の疑問と言ってもいい「幸せ」について、大切にしたいことを教えてくれるから。

お恥ずかしながら私は、自分を人と比べがちです(笑)
でも、羨望の対象と同じことをしたからといって、必ずしも自分が幸せになるのか?
決してそうではないと思います。
それを教えてくれた作品がこれ。

Kateは、自分の料理に高い誇りを持ち、文句をつけるやつは許さない、レストランのヘッドシェフ。
ある日、妹が交通事故で亡くなり、姪っ子Zoeを引き取ることになります。
なかなか心を通わせてを開いてくれないZoe。
最愛の妹を失い、同時に母親なんて自分にはできないと思い詰めるKate。
この二人が心を通わせていく過程でのキーパーソンがNick。

レストランの欠員を埋めるために雇われたのがNickなんだけど、Kateは人気者の彼に対して、「自分のポジションを奪いに来た」って心の扉がっちりガード。
この二人がどうなっていくのかも見どころ。これ以上書くと、ネタバレになっちゃうからやめときます(笑)

良さを伝えられてるか分からんけど、ほんとに観てほしい作品です。
仕事に励む女性の姿に、明日からまた頑張ろうって思えるし、
幸せってなんだろうっていう漠然としすぎている問いのヒントを少しもらえる作品でもあります。

次は何歳の時に観たくなるのか、その時の感想とここに書いてあることを比べるのが楽しみ~
Netflixで視聴可能です。家族と、恋人と、友達と、一人でゆっくり、お時間ある方は是非どうぞ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
では、良い一日を^^

p.s.
ここからは、22歳の私がこの作品を観てもらった「幸せとは何か」についてのインスピレーション。
それは、Kateとセラピーのこの会話に集約されていると思う。

Kate: "I wish there was a cookbook for life, you know? With recipes telling us exactly what to do."
Therapist: "What I was gonna say was you know better than anyone. It's the recipes you create yourself that are the best."

この先生の言葉には、幸せになるためには自分の幸せが何なのかを気づくことが大切で、それは自分にしかできないことで、しかもそのために選んだ道がベストなのだという、何か大切であろうことが込められてるなあと。

22年しか生きてないけど、自分の幸せが何か最近漠然と考えだして、恋愛とか仕事とか考えだして、大丈夫かなあと不安になることもあるけど、自分が幸せになれると思った道を進むことにしようと思える作品でした。

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