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  • 朱黒の鬼模様

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独善・偽善と本当の善の違い

1他罰ではなく自律であること どんなに正しいことでも他人に強制すれば支配のための道具になりさがる。 2口に出し、実践すること 口に出さなければ理解は得られない。実践しなければ説得力がない。 3自分と違う思想を許すこと 人間の脳構造は一人一人違うので、違う考えを持つのは当たり前。 4立場に関わらず、全ての人の幸福を願うこと たとえ敵であっても、不幸を願えば呪いになり、呪いはいずれ必ず自分にかえってくる。 5盲信せず、学び続け、考え続けること 学び考えることを止めれば、成

    • 【詩】吠える心【AI出力に加筆】

      良い子っていうけれど それは都合がいい子 でしょ? 自分のことは棚の上で 人にばっかりいい子を求めないで でも私の声も 聞いてほしい 心の中 ちゃんと感じてほしいの 我慢ばかりで 壊れてしまうよ 誰か教えて 私って何なの? だから叫びたい 声に出して 偽りの正義(カミサマ)はもういらない 自由になりたい ありのままで 心の鍵が開くように 自分を生きていこう ああのどが渇くわ みんな仮面をかぶって 砂と埃にまみれた世の中じゃ 心に鍵をかけるの でも探している 隠した真

      • 【朱黒の鬼模様】第4話 陰陽無極の烏天狗

        陰陽:天と地、太陽と月、暑さと寒さ、昼と夜などの両極端なもの。 無極:陰陽が存在しない混沌とした状態。 「俺の大姪について、調べてくれねえか?」 そう言ったのは古びたラーメン屋『ラーメン墨谷』の老店主だった。 「どういうことだ?」 そう聞き返したのは同じく『ラーメン墨谷』の押しかけ用心棒禍津日鬼子(まがつひ おにこ)、略してマガ。 「いやな、俺の弟の孫、墨谷薫っていうんだがな、そいつが最近夜中に抜け出しているらしくてな、さっきここに来てねえかと電話があったんだよ」 そう説明

        • 「朱黒の鬼模様」の設定が変更しました。 キャラクター名の変更 黒森金丸→蜂谷金丸 消照闇子→強羅闇子 時系列の変更 独立した物語として構想していた「イレギュラー・ガイジ」を「朱黒の鬼模様第三部」に統合 以上の変更に合わせ序章「劫」の二と第二話「罪と罰」を改訂しました

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        独善・偽善と本当の善の違い

        • 【詩】吠える心【AI出力に加筆】

        • 【朱黒の鬼模様】第4話 陰陽無極の烏天狗

        • 「朱黒の鬼模様」の設定が変更しました。 キャラクター名の変更 黒森金丸→蜂谷金丸 消照闇子→強羅闇子 時系列の変更 独立した物語として構想していた「イレギュラー・ガイジ」を「朱黒の鬼模様第三部」に統合 以上の変更に合わせ序章「劫」の二と第二話「罪と罰」を改訂しました

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        • 朱黒の鬼模様
          8本

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          【キャラクター紹介】チー牛ちゃん(地丑御玉)

          チー牛ちゃんは発達障害へのヘイトと嘲笑を撲滅するために生まれたキャラです。 本名は地丑御玉(ちうし みたま)。山奥の「地丑神社」という神社の巫女。自閉症とともに、人並外れた鋭敏な感覚と神憑(がか)り的な直観を持っている。地丑神社はそんな障害と特殊能力をもつ子供をシャーマンとしてきた。 好物はチーズ牛丼(感覚過敏の弊害でそれ以外食べられない)。 頭に入ってくる情報が多すぎると混乱するので、普段は伊達メガネとヘッドホンをつけている。メガネとヘッドホンを外すと牛神様が憑依して牛の耳

          【キャラクター紹介】チー牛ちゃん(地丑御玉)

          【朱黒の鬼模様】第一話「星眼と禍津日」

          四月上旬、まだ肌寒さを残した朝の通学路。社会人や学生たちが足早に、あるいはスマホ片手に行き交い、野良犬が寝そべるいつもの日常の始まり……の、はずだった。 「あれ、何?」 一人の少年が異常に気づくまでは。 「いや、野良犬だろ何言ってんだよ?」 (野良犬?あれが?) 少年、青岸工の目にはほかの人間のように小汚い野良犬には見えなかった。油を塗った皮袋に六本の足と六枚の羽が生えているような、名状し難い肉塊がそこにいた。 肉塊がこちらを向いた。目も鼻もないが、多分頭であろう体の先端をこ

          【朱黒の鬼模様】第一話「星眼と禍津日」

          【朱黒の鬼模様】第二話 罪と罰

          キーンコンカンコーン…… 「起立、礼!」 「ありがとうございました!」 帰りの会も終わり、三々五々に帰る準備をする生徒たち。 「青岸君、今日一緒に帰りませんか?」 「え……誰?」 ピンク髪の少年、青岸工(あおぎしこう)に話しかけたのは、何もかも黒い少女だった。黒い長髪、セーラー服も黒、肌着の色も黒。見覚えのない人物が現れてクラスが一瞬ざわつく。だが、 【知ってるでしょう?その子は強羅闇子(ごうらやみこ)、青岸君のお友達よ】 その声とともに教室の空気が変わった。まるで初めからい

          【朱黒の鬼模様】第二話 罪と罰

          【創作論】令和のミステリーの十戒

          犯人は、物語の当初に登場していなければならない。ただしその心の動きが読者に読みとれている人物であってはならない。 探偵方法に、超自然能力を用いてはならない。 犯行現場に、秘密の抜け穴・通路が二つ以上あってはならない(一つ以上、とするのは誤訳)。 未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない。 主要人物として「中国人」を登場させてはならない。 探偵は、偶然や第六感によって事件を解決してはならない。 変装して登場人物を騙す場合を除き、探偵自身が犯

          【創作論】令和のミステリーの十戒

          【朱黒の鬼模様】第三話 日本鬼子の昔話

          青々とした楓が日本庭園に立ち並び、蝉の声がうるさいほど響く。しかし、夏の日差しが肌を焼くことはない。上を見れば岩の天井に混じる結晶が明かりとなっている。ここは地下世界「根の堅州国」。地上から隠れた神々や鬼、天狗、龍、その他妖怪が住む地。縮めて「根の国」あるいは「カダス」と呼ばれる。 その根の国の一角に、鬼祓いの鬼、日ノ本鬼子の家がある。しかし、現在鬼子は地上へ買い物に出かけている。 留守番をしているのはピンク頭に星空の瞳の少年と身長30センチ程の髪をみずらにした女性の二人。

          【朱黒の鬼模様】第三話 日本鬼子の昔話

          (小説)朱黒の鬼模様 序章「劫」の2

          薫の夢の中に、いま再生しつつある世界、「朱黒の鬼模様」と呼ばれる世界のハイライトが流れる。 ・・・まず現れたのは、鮮血のように赤い楓・・・ 続いて現れたのは半人半鬼の少女。裾に切れ込みを入れ、袖を切り落とした朱色の和服をまとった神々の使者。この物語の主人公、日本鬼子。そしてもう一人、日本鬼子に瓜二つの姿、灰色の肌に深紅の瞳、黒い古代中国の衣装をまとった日本鬼子の心の闇から生まれた鬼。もう一人の主人公、禍津日鬼子。 「心の枷を外してやる!鬼になれ!神を疑え!主人に反逆しろ!」

          (小説)朱黒の鬼模様 序章「劫」の2

          (小説)朱黒の鬼模様 序章「劫」の1

          劫:1つの世界が誕生し消滅するまでの期間。サンスクリット語ではカルパともいわれる。 星一つない黒い空の下、どこまでも続く乳白色の海。コブラの襟を持つウツボの龍神アナンタシェーシャの上で、やせぎすの黒髪ショートカットの少女墨谷薫は目覚めた。 「お目覚めかな、創造主(デミウルゴス)」 声をかけたのは日本の主神、イザナギノミコトだ。中肉中背、これといって特徴のない顔にブラウンのスーツ姿、手に持つのは世界を創造した槍、天の沼鉾。 「世界が『中断』されたのがよほどショックだったのか、

          (小説)朱黒の鬼模様 序章「劫」の1

          灰色

          灰色の空を 鴉が飛ぶ 太陽も見えない 分厚い雲の下 今が昼なのか夜なのか わからなくなる 泣くでもなく晴れるでもない 曖昧な顔をした空 下を見れば煙が覆う 海霧なのか? 山火事なのか? 羽を休める場所はどこだ 横を見れば鷹と鳩が囀る 「私は白い! お前は黒い!」 灰色羽同士で争っている 誰か教えてくれよ 境界線を この灰色を白と黒に分けてくれよ 「もういい 黒いのは私だけだ」 鴉はそう言うと 自分の羽を煙に浮かべた

          わが心は灰の中の熾火

          一見燃え尽きてすべて灰になってしまったように見えても、灰の中に火種が残っていることがある。それはふとした拍子に燃え上がり大火事になってしまうことがあるものなのだ。そういう灰の中に残った火種を「熾火」という。 人間の情熱と言うものも、この熾火という状態になることがあるのではないか。私は最近そう思った。 今年の初め、私のpixivアカウントが唐突に凍結された。 起きたことはしょうがないので新しくアカウントを取得し、作品とお気に入り、フォローアカウントのバックアップを取って、それ

          わが心は灰の中の熾火

          【おしらせ】小説作品始めます

          pixivアカウント停止されました。 なのでこれまでpixivに投下していた小説作品を加筆修正してnoteに投下します。 また、それに加えて同人誌に寄稿していた小説もこちらに投稿します。 それらは「朱黒の鬼模様」シリーズとしてマガジンにまとめます。 お楽しみに。

          【おしらせ】小説作品始めます

          冬季うつ気味だったことに気づいた

          訂正:ウェンディゴはカナダ南部からアメリカ北端の伝承です。アラスカとしていたのは誤りでした。 乱文失礼します 正月明けから長い文章を読んでも頭に入らなくて仕事が手につかず、電車を乗り間違えたことに三十分経ってから気づくなど注意力散漫だったが、どうやらうつの初期だったようだ。 それに気づいて、つい「ウェンディゴ憑き」を連想してしまった。ウェンディゴとはカナダの悪霊で、冬になると人間に取り憑き狂わせるという。最初は食欲減退とうつ状態を引き起こし、その後は「ウェンディゴになった」

          冬季うつ気味だったことに気づいた

          pixivアカウント転生手順 ・まず新しいアカウントを作る ・pixivBooth再構築する ・小説作品をサルベージ、加筆修正して再投稿する ・生成AI画像とMMD画像はサルベージしない。新アカウントでは新作のみ投稿する

          pixivアカウント転生手順 ・まず新しいアカウントを作る ・pixivBooth再構築する ・小説作品をサルベージ、加筆修正して再投稿する ・生成AI画像とMMD画像はサルベージしない。新アカウントでは新作のみ投稿する