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Shopeeでローカルのセラーアカウント作成から商品掲載、受注〜取引完了までの流れを書いてみる

東南アジアECウォッチャーのSuniです。
今日は、Shopeeのセラー(お店)としての体験談を書こうと思います。

こないだ、こんなことがありました。


LazadaやShopeeについて「売る側の機能はどんな感じなんだろう?」というのが前から気になっていました。実家で越境ECやるのも面白いかも?という打算もありまして。
(親は70前後ですがまだ現役で商売しています)

「親に説明する前に自分で触ってみようかな」と思い、Shopeeマレーシアでローカルセラーとしてアカウントを整えてみたら、たまたま商品が売れちゃったので、勢いで発送までやってみました。
発送に難儀するかと思いましたが、意外と簡単にできました。

というわけで、せっかくの体験ですし、日本語でShopeeのローカルセラーの体験記なんてなかなかお目にかかれないと思うので、「セラー側」についてあれこれ書いてみます。

「外国人が海外で商売するなんて、ビザ的にうんぬんかんぬん」というツッコミが入るかもしれないのでいちおう書いておきますが、

・確かに売上は発生しちゃった
・これ以上販売活動をする予定はない
・すでに発生しちゃった売上はShopeeに置いたままにしている(銀行口座に引き出していない)
・ゆーてもたった1件、1000円の売上

以上のことから、マレーシアの政府とかイミグレに目をつけられることもないかな〜〜〜と思っていますが、状況によっては私のShopeeアカウントをマレーシア人の友だちと共有してその人の銀行口座を登録させてもらうとか、そもそもアカウントを捨てるなどして、めんどくさくならない方向にしようと思っています。

というわけで、このエントリをご覧になった方がShopeeでセラーとしてあれこれ試してみるのはご自由ですが、何か起きても自己責任でお願いしますよ〜〜〜\(^o^)/

ではここから、アカウントの作り方や商品の登録方法、マーケティング方法、発送の流れ等について書いていきますね。

セラーアカウントの開設方法

※このエントリでは、お店のことを「セラー」と記載します。

導線についてはあまり細かく覚えていませんが、Shopeeの個人アカウントがそのままセラーアカウントとして使えます。
(お店向けの情報は別途入力が必要です)
(書類を提出…みたいなのはなかった気がします)

私は自分の名前をShopeeの個人アカウントとして作ってしまい、試しにセラーのアカウントの設定画面に行ってみたらそれがそのままセラー画面のURLになっていまして、「ちょっとイヤだなー」と思ってShopeeのカスタマーサポートに連絡して変更してもらった記憶があります。

私がティティポのおもちゃを買ったセラーのページで説明させていただくと、赤枠のところが、Shopeeにアカウントを作ったときのIDで、それがそのままセラーのURLになります。

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緑の枠のプロフィールアイコンは、Shopeeにアカウントを作ってプロフィール画像として登録したものが、セラー側にもそのまま反映されます。
水色の枠のところ、セラーの名前は、買い手のプロフィールとは別に「セラーの名前」というようなものを設定した気がします。

なので、「セラーアカウントを開設」というよりは、
Shopeeでアカウントを作ったら、それが買い手としても売り手としても使えるようになる」
というのが正解かもしれません。
メルカリで、1つのアカウントでモノを買えるし売ることもできる、みたいな感覚かな。

Shopeeと違い、Lazadaはセラーと個人のアカウントは別モノで、セラーにはセラー向けの開設手続きがあり、かつセラー専用のアプリもあります。

商品の販売方法

ヤフオクやメルカリのように、商品画像を載せ、説明文を掲載するだけです。販売していいものダメなものがあります。モノによっては、ローカルセラーならOKだけど越境セラーはNGというのもあります。
そのあたりは、ガチで商売したい人はご自身で調べてみてください。
私は、たまたま手元にユニクロのエアリズムマスクの未開封のものがあったので、それの写真を撮って掲載しました。

商品掲載の際には他に、

・カテゴリ
・サイズ
・色
・説明文
・販売金額
等の入力が求められます。
ただ機能を試してみたかっただけなので、いいのか悪いのかはともかく説明文に「It's Airism Mask by Uniqlo.」というようなレベルで超〜〜〜〜〜適当に書きました。
(ガチで商売するなら、ここはキチンとやった方がいいとは思います)

もし登録したい商品がたくさんある場合は、1つずつポチポチやるのではなく、エクセルに入力→一括仮登録→必要情報を手入力→公開、みたいなこともできます。「商売ガチ勢やすでにリアルの店舗がある人がそれをShopeeでも売る」で、という場合はここを深堀りしてみるといいかもしれません。

商品のマーケティング方法

ただ陳列するだけじゃ誰の目にも留まらないはずなので(それでも私のマスクはなぜか売れたんですが…なぜだろう…ビギナーズラックでもあんのかな…)、Shopeeの各種機能を利用して露出を増やして利用者の目に止まりやすく工夫することができます。下記は一例ですが、こんなことができます。

・クーポン
(商品ページに、●%またはRM●OFF、と表示される)
・ディスカウント
(検索結果等の商品アイコン右上に●%OFFと表示される)
・送料無料
(検索結果等の商品情報に「送料無料のアイコンが表示される)
・タイムラインに何かしら投稿
(スマホアプリだと、フォローしたアカウントの最新情報が「Feed」というところに流れて来る)
・ライブストリーミング
(スマホアプリのShopee Liveというところを開くと、いろんな人がテレフォンショッピングみたいなことをやってるのが見える)
・Shopee Ads
(Shopee内の検索連動広告や関連商品広告)

Shopeeの外でも、例えばソーシャルメディアを運用していれば、そこからShopeeの商品ページに誘導するのもアリですね。

ちなみに、私はモノを売るつもりはまったくなかったので、ユニクロのマスクを掲載したものの、もちろんこれらのマーケティング策はまったくやっていません。

商品が売れて発送→取引終了までの流れ

商品が売れたら、

・アプリにノーティフィケーションが飛んで来る
・メールが来る
・セラー管理画面の「受注情報」のところにその情報が掲載される

で、「売れた〜〜\(^o^)/」というのがわかりました。

なので次は「包んで発送してね」ですね。
たまたま何かを買ったときのプチプチがあったので、それに包み、手頃な袋があったのでそれに入れることにしました。

配送伝票は、セラー管理画面の受注情報から配送伝票のPDFをダウンロードし、印刷すればOK。あとはそれを商品に貼り、指定の配送業者に持っていくだけです。
場合によってはピックアップのリクエストも可能っぽいです。

昔は、ヤフオクで何かが売れたときは自分でクロネコヤマトだったりゆうパックなどの伝票に相手の住所を書いた気がします。そう考えると、便利な世の中になったな〜。


ちなみに配送業者について、みんなが同じ画面かどうかはわかりませんが、私の場合、次の4つの業者を配送業者として指定することができます。

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セラーが配送業者を複数指定した場合、購入者は購入時に配送業者を1件選ぶことができます。好みだったり、送料だったりで選ぶんじゃないでしょうか。ユニクロのエアリズムマスクを購入してくれた方はninjavanを選択したようなので、配送伝票のロゴもninjavanとShopeeのロゴになっています。

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私はプリンターを持っていないので、近所の印刷屋さんで印刷してもらい(RM0.2でした)、ninjavanのDrop off ポイントである168ショップに持参しました。
(後の祭りだけど、ninjavanのDrop offポイントが近所でよかった…)

168ショップの人が専用のアプリで配送伝票のバーコードをスキャンしてくれたら、Shopeeの注文ステータスが、「発送してください(To Ship)」から「発送済み(Shipped)」に変わりました。お〜〜、便利便利。
発送の際に、お店で送料を徴収されたりはしません。そういうのも便利。

なお、セラーの発送ステータスの変遷に合わせて、購入者のステータスもTo ShipからTo Receiveに変わっていくものと思われます。
便利〜〜\(^o^)/

ちなみに今回の購入者はJB在住の方で、発送した翌日には届いたみたいです。そういう情報も追うことができます。

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で、購入者の元に届いて購入者が「受け取った」ボタンを押したら、または到着から数日経過したら当該取引は終了扱いとなり、売上がセラーのアカウントに計上、という流れになります。
(Withdrawしない限り、その売上はShopee内に貯まったまま)

Shopeeの売上は、Shopeeの買い物の原資にできるのか

書きながら気づいたんだけど、Shopeeの売上は、Shopeeでの購入の原資としてあてることはできるのかな…確かメルカリはそういうことができた気が。(メルカリで売った経験がないので実際のところはわからない)

今見た感じだと、私のアカウントで何か購入しようとしても、セラーの売上を購入代金にあてられるような導線はありませんでした。
なので、売上は「銀行口座にwithdrawする」しか選択肢がないように思えます。

以上、Shopeeでローカルのセラーアカウント作成から商品掲載、受注〜取引完了までの流れを書いてみました。

Lazada/Shopeeについては、「買い手」目線でいろいろ書いていますので(そして研究を言い訳にあれこれ買い物をしているので)、よかったら下のnoteもご覧ください\(^o^)/
Happy Shopping\(^o^)/




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