![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139030158/rectangle_large_type_2_355cbdd6c2ef799926f6384b50d2d8ca.jpg?width=1200)
抹茶の名産地 宇治での非日常体験。
読みにきていただき、ありがとうございます。
先日、旅先の京都府宇治市で、普段めったにできない体験をしてきました。
それは、石臼を使った抹茶挽き体験です。
宇治と言えば、抹茶の名産地。
抹茶の生産量ランキングで、京都府は鹿児島県に次いで2位です。
そんな宇治で、抹茶挽き体験ができる場所は、京阪電鉄 宇治駅からほど近いところにあります。
「お茶と宇治のまち歴史公園」内に建てられた交流館「茶づな」です。
この「茶づな」の中では、いくつかの体験講座が行われています。
その中にあったのが、「茶臼から抹茶づくり体験」。
二男がどうしても参加したいというので、当日申し込んで参加しました。
参加費用は一人1800円。
抹茶を挽く前に、まずはインストラクターさんから10分ほど講義があります。
・抹茶になる茶葉は、煎茶と育て方が違う。
・摘んだ茶葉を蒸し、乾燥させる。
・芽と茎を分別し、芽のみが抹茶の元となる碾茶(てんちゃ)になる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139030351/picture_pc_f6571f758dccb79193a5479f5bb26ac4.jpg?width=1200)
碾茶は、不思議なことに青のりに似た香りがします。
これが、あのお抹茶になるとは信じられません。
講義受講後、いよいよ抹茶挽き体験です。
石臼は1人1台ずつ用意されています。
あらかじめ石臼の上に、碾茶がセットされています。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139030562/picture_pc_e844981a5a6e1c3f9c0e179219134752.jpg?width=1200)
石臼の取っ手を持って、反時計回りに回します。
重みがありますが、それをぐるぐる同じペースで動かすのです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139030693/picture_pc_1c25cac75e31f001d01d2cf50a916c24.jpg?width=1200)
早く回すと荒い粉末になるので、ゆっくり回すのがいいそうです。
3秒ほどでひと回しのペースが、ちょうどよいとのこと。
これがなかなか難しい。
続けていると、腕がだるくなってくる。
夫がいいペースで挽いていたらしく、インストラクターさんから褒められて鼻を膨らませていました。
10分程度回すと、お茶碗1杯分に必要な抹茶を挽くことが出来ます。
石臼の下の受け皿にたまった抹茶を回収します。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139030779/picture_pc_38dd465e0faf533b7112e013df816fdc.jpg?width=1200)
抹茶を回収したら、茶こしで一度ふるいます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139030926/picture_pc_fbb21d9ea6b417bea9633736e698a5e9.jpg?width=1200)
抹茶を、「なつめ」という茶道具に移します。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139030966/picture_pc_b15e3c969624dd1241b76d34f81f1aee.jpg?width=1200)
碾茶の色からは想像できないぐらい、美しい緑です。
この抹茶で、お茶をたてます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139031051/picture_pc_5a7a03c93ea48247d4d57a8512cd129a.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139031052/picture_pc_a794bc4cfb3a9850303d584d168b9159.jpg?width=1200)
自分で挽いた抹茶を味わいます。
挽きたてだからか、香りが抜群に良い。
おいしいです。
次に、プロが挽いた抹茶で、お茶をたてます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139031155/picture_pc_1e54dab1bd4f551778540f9af3c068cd.jpg?width=1200)
粒子が細かいのか、自分で挽いた抹茶よりも溶けるのが早い。
そして、今度は抹茶団子とともに、お茶を味わいます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139031226/picture_pc_63f05f389a0a465046eb6bb111afd058.jpg?width=1200)
味が違う!
苦味は抑えられ、まろやかさが引き立ちます。
お茶の挽き方で、こんなに味が変わるとは思いませんでした。
茶葉の育て方や選定、石臼で挽く手間などを考えたら、お抹茶の価格にも納得できました。
体験してみないと分からない手間暇。
世の中にはまだ、知らないことがいっぱい。
勉強になりました。
宇治に行かれた際に、体験してみてはいかがでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139031321/picture_pc_316dfdc50b1cefc17a461378accdf328.jpg?width=1200)
#66日ライラン 参加44日目です。
![](https://assets.st-note.com/img/1714464693651-HPFtJqzDza.png?width=1200)
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?