【独学】4ヵ月で公務員試験(県庁・社会人経験者枠)に合格した話②【計画編】
前回は私が受験するに至った背景を記載しましたが、
今回は受験に向けた計画について、また受験にあたって参考になったサイトや参考書を紹介していきます!
大事なことは、戦略を立てること
正直これに尽きます。
「社会人経験者枠」とは
私のイメージでは「民間企業の経験を自治体に取り入れたい。筆記試験のウエイトを落とすから民間でしっかり経験を積んだ人が欲しいです」という感じです。詳しく説明していきます。
①定義
「民間企業等での職務経験を一定年数有する」という点については、私が調べてみた自治体では「民間企業での経験が5年以上」が多い印象です。
このサイトが分かりやすいです。
②試験科目
一般的な大卒での公務員試験の受験方法をイメージすると「大学2-3年あたりから予備校に通ったり独学により筆記試験の準備を始める」が大半かと思います。社会人として働く人が大学生と同じ条件の試験に向けてみっちり勉強する時間を確保することは困難です。
ということで多くの自治体の筆記試験は「専門科目(行政/経済/法律etc)」が除外され「教養科目」のみとなります。超ありがたいです。
教養科目の対策については後述していきます~
どこを受けたいのか?
当たり前の話ですが、まずは「どの自治体を受けるか」を決めます。
公務員として地元に帰りたいとしても、受験先は複数にわたります。
特に「市区町村役所」か「都道府県庁」どちらを受けるか(どちらに行きたいか)は誰もが考える部分ではないでしょうか。
正直私はそれぞれの差(業務内容や待遇)をよく知らなかったため、調べてイメージを膨らませ、「自分がどちらに行きたいか」を考えました。
特に参考になったのはYouTubeです。
特に「【元公務員】ヒロシ Channel」にはお世話になりました。
ヒロシさんの押しつけがましくない穏やかな語り口は耳にスッと入ってきました。また公務員経験者のため説得力を感じる内容だと思います。
試験内容は何か
受験先を決めたら、次は受験科目の把握です。
私が受験したのは、一次試験:教養科目+論文、二次試験:面接でした。まずは教養科目と論文を突破しなければ合格に向けた道筋が作れません。
まずは教養科目
①どのような科目が出るか把握する
一概に「教養科目」といっても国語系や数学系、社会系などジャンルは多岐にわたります。得手不得手を事前に把握することが重要です。僕はこちらのサイトを参考にしました。
②実戦にトライする=相手を知る
計画を立てるにあたっては、まずは相手の強さを知ることが最優先です。試験範囲は膨大なため闇雲に勉強を始めても時間が足りないうえ、時間の無駄にしかなりません。。
最初に自分がお世話になったのは「過去問500」シリーズです。公務員試験を受ける人は誰もが知っている、バイブルに等しい存在ですね。
前年度の過去問が載っているため、一通り解いてみたらイメージが湧くと思います。また、時間を測りながら解くことも重要かと思います。学生時代から遠ざかっている社会人経験者は特に時間感覚を取り戻すことが重要です。大半の自治体で「1問平均3分以内」がボーダーになるので、意識しながら解いてみましょう。
多くの方が「全然解けない…このままではマズイ」「時間なさすぎ!!」となってしまうかと思います。大丈夫です、きちんと現状把握をして今後の戦略を立てればなんとかなります。
論文
人によって得手不得手が大きく分かれる分野かと思います。一方で社会人経験者採用では論文の配点が新卒より高くなっていることが大半である上、社会人としての実体験を踏まえた説得力ある文章を書くことが重要になってきますので、決してぶっつけ本番ではなくしっかり準備をしていきましょう。
過去の出題内容から傾向を把握
まずは各自治体のホームページを見ると過去の設問や必要な字数等が載っているかと思います。そこから出題傾向を把握しながら直近のトレンドを押さえた論文作成の準備に進んでいきます。
最後に
受験する自治体の傾向を把握を終えたら、次は具体的な勉強方法に移ります。今後ともお付き合いください!
それではまた!