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心に刺さった西野亮廣さんの言葉@舞台挨拶【映画鑑賞録②】

こんにちは。
今回は映画鑑賞録というより、舞台挨拶を聞いた感想です。
先日投稿した通り、僕は元日に「えんとつ町のプペル」を観に行ったのですが、その日がたまたま西野亮廣さんの舞台挨拶の日でした。
 正直、特にこの方に思い入れはなく「はねるのトびらに出ていた人」「テレビに出なくなって色々やってる人」くらいの印象しかありませんでしたが、折角なのでと聞いてみました。

熱い人って羨ましい

 舞台挨拶は西野さん一人で颯爽と現れました。ちなみに第一印象は「うわっ。男前やなぁ…」です。これはシンプルに羨ましい。笑 

西野亮廣


 挨拶の内容は、「えんとつ町のプペルができるまで」というものでした。心に残った言葉は後述しますが、とにかく熱い人だなぁ、と思いました。自分の信念を強く持って真っすぐ進んできたんだろうな…。羨ましいです。
 人は大人になるにつれて、理想と現実との間に折り合いをつけていきます。「失敗したくない」「恥をかきたくない」「みんなきちんと大人になっているから」といった理由で自分の可能性を自ら狭め、多少の妥協を挟みつつ社会に出ていきます。かくいう自分もそうです。

 そんな多くの人にとって、西野さんの存在は眩しく映ることでしょう。子どもの頃の熱い気持ちをそのまま持ち続けているような、モチベーションの塊というか…テレビでも絵本の世界でも名を挙げている方の眩しさに直面しました。オンラインサロンやクラウドファンディング等、多数のファンを抱えるのも分かるなぁ。

レールの上を走っていたら、レールの先には人がいる

 西野亮廣さんはお笑い芸人として若くして人気を博してきました。はねとび、僕もよく見てました。
 ところが、テレビに出続ける中で西野さんはこんなことを考えていたようです。(うろ覚えですが)

バラエティ番組でいくら人気になっても、頂上にはタモリさんやさんまさんが君臨している。僕がどれだけ面白いことを言っても彼ら頂上にいる人たちの番組人気を高めるだけになってしまう

 確かにそうですね。頂上を獲ろうと考えているならば、ビッグ3やダウンタウンといった大御所達を超えなければいけない。芸能界は不祥事や引退しない限りテレビの世界に君臨し続けることになりますね。

トーマス

 *本件とトーマスはあまり関係がありません。

 一般社会でもそうです。会社に入ると上司がいて、その先には社長がいて…というように、あくまで上の立場の人が決めたことに沿って動くことで自分の立場を築く必要があります。出世街道を進んでいても、レールの先には上の人がいます。

 「レールの上」に満足できるかどうかは人それぞれですが、そこに違和感を持った西野さんはテレビの世界から身を置くことを決めたようです。

選んだ道を正解にするために、死ぬ気で努力する

 自分の身の振り方に悩んでいた西野さんがある日、タモリさんと飲んでいた時に何気なく「絵本やってみたら?」ということを言われたそうです。その一言をきっかけに絵本の世界に進んでいきます。

 最初は絵も描けないし絵本の作り方も分からないし…という苦難の連続でしたが、「選んだ道を正解にする」ために死ぬ気で努力を重ねました。そうして年月を重ね、この「えんとつ町のプペル」の大成功に結び付いていくわけです。素人が絵本の世界で成功を収めるためにどれだけ努力が必要かなんて、全く想像がつきません。

 自分なりに解釈していきます。人生には数多くの分岐点があり、その都度選択が迫られます。例えば入る部活、進学先、就職先、結婚相手etc… 

分岐点


 選択するのは自分であり、後悔するのも自分です。自分の選択を信じて「この選択をして良かった」と思えるようにするために努力をするしかありません。人生にとって「いくら稼いだか」や「どれだけ出世したか」といった相対的な評価も重要だと思いますが、結局は「自分の心がどれだけ充実しているか・満足しているか」という部分に最も自分の人生の価値を見出せるのではないでしょうか。

 ものが溢れかえっている現代日本では、目の前の生活に苦しむことは多くはないでしょう。その中で求められるのは「心の充実」だと考えます。

 自分の心を満足させ続けられるよう、努力し続けたいものですね。

以上、舞台挨拶の感想でした。ほんまにただの感想文になったやん。
では。

 

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