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「人から良く見られたい」という感情とうまく付き合うために

こんばんは!大学院受験に向けて勉強中のよっちゃんです!

今日の記事は「人からよく見られたい」
「人の目が気になる」そんなあなた(と私)に向けて書きました。

読み終わった後に少しでも上記のような気持ちとうまく付き合っていけるように、心を込めて書いていきます!

人からよく見られたいという気持ちの背景

ユング心理学より

「人からよく見られたい」「人の目が気になる」というのは、考えたくて考えている訳ではないと思うので、ここではユング心理学の「無意識」を調べてみました。

無意識には個人的無意識という、過去の体験や記憶が貯蔵されて、表層意識に浮かび上がってくるといいます。

さらにユングは、個人的無意識のさらに下にも集合的無意識というものが存在しているといいます。

ユングの集合的無意識(元型)

集合的無意識には、上記の8つの無意識があるそうです。
その中で注目してもらいたいのが、ペルソナです。
ペルソナでは、自分と社会の間に折り合いをつける無意識です。自分のペルソナとあまりにも密着し同化すると堅さや脆さが生じるとされています。

「人からよく見られたい」「人の目が気になる」というのは、個人的無意識だと思います。これまでの経験や記憶によってある意味で刷り込まれてしまった無意識。それもインパクトが強く、切り離したくても中々切り離せない厄介な無意識です。それで社会と折り合いをつけてきた経験が多いと、もしかしたら、集合的無意識のペルソナと同化しているから、辛くなってしまっているのかもしれません。

どうやって、厄介な感情と折り合いをつけるか

元型のイラスト

集合的無意識に働きかけて、個人的無意識に変化を起こすことができれば「人からよく見られたい」「人の目が気になる」という潜在意識(個人的無意識)を変えられると思います。

そこで、作ったのがユングの元型をイラスト化したものです。
ペルソナと同化してしまうから、堅さや脆さが生じてしまうのであれば、色んな元型を知り、仮面を付け替えられるようになればいいのだと考えました。

ペルソナ「社会と折り合いをつける仮面」

ペルソナは玄関に貼りました

まずは、同化を離したいペルソナから。
折角なのでこんな風に社会と折り合いをつけたいと思う気持ちを書きました。

私の場合は「自分も楽しく、周りも楽しく」にしました。毎日出かける(社会とつながる)前に仮面をつけられるように、玄関に貼りました。

アニマ「男性が抱く女性像」

アニマはクローゼットに貼りました

男性が抱く女性像といえば‥宝塚!と思ったので、「清く 正しく 美しく」にし、これは洋服選びをするクローゼットに貼りました。

服を選ぶ時は少しでもアニマの仮面をかぶっていたいかな、と思いここにしました。

アニムス「女性が抱く男性像」

アニムスは勉強部屋に貼りました

私が考える男性像は、こだわったときの集中力のすごさです。
本当に何時間でもこれ、と決めたものにはとりかかれるあの姿勢には本当憧れます。

ということで、ここには「限界まで努力する」と書き、勉強部屋の電気のところに貼りました。

影(シャドウ)自分の暗い面、隠したい性質

影は、勉強部屋の机の裏に貼りました

自我のあるところに、必ず影は存在し、影こそが人間らしさをもたらす、と言われる影。

影こそが、「人からよく見られたい」「人の目が気になる」ですよね。
これは、ペルソナではなく、影です。

人間らしくあるためにひっそりとなくてはならない存在なのだと思います。

貼る場所は、勉強部屋の机の裏。ひっそりといてもらいましょう。

グレートマザー「母なるもの」

グレートマザーはキッチンに貼りました

母親らしい包容力と、自立を妨げる両面をもつグレートマザー。

私は「どんなことでも包み込む」一面をもちたいなと思い、キッチンへ。子どもと関わる時にはやはりこの仮面を被りたいです。

トリックスター「破壊力と反道徳性」

トリックスターは寝室棚の裏へ貼りました

トリックスターは破壊性と反道徳性が特徴。
私は「自分と娘さえ良ければそれでいい」を書き、寝室の棚の裏に貼りました。

これも目につかない場所へひっそりと。
人間らしくあるために存在してもらおうと思います。

老賢者「宗教的、神話的、魔術的の元型」


老賢者はタロットの上に置きました


私趣味でタロットをしていまして、たまに自分の心が分からなくなるとタロットに聞いてみることがあります。

なので、老賢者はタロットカードの上に。
メッセージは「本当になりたい自分を知る」にしました。

自己(セルフ)人に関わる最も豊かな潜在能力

自己はなりたい自分シートの上へ

最後は自己(セルフ)です。
ユングは人は安定した状態を崩してまでもより高い次元の統合性を求める傾向がある、といいます。

自己は理想の塊。でもそこにたどり着きたいという気持ちもあり、メッセージは
「人を理解し背中を押す」としました。
こんな自己なら、いいなぁという理想的な潜在能力を書きました。

ちなみに、なりたい自分シートについては、

こちらをお読みください♪

まとめ

集合的無意識を一つずつ書きながら感じたことは、人は色々な面をもっていることを改めて意識するキッカケになりました。

負の感情を手放すことばかり考えるよりも、うまく折り合いをつけて付き合うという意識の方が、人間らしく豊かに生きられるのかもしれないなと感じました。

今日も長い文章を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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