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学校に行かないという選択。

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2023年現在、中学校2年・小学校4年の学校に行かないという選択をした子どもたちとの日々の暮らし。学校や学びにまつわること。学びとはなんだろうということを日々感じ考える記録。
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2021年6月の記事一覧

学校に行かないという選択。「小さな世界の入口は大きな世界に続いている。」

学校に行かないという選択。「小さな世界の入口は大きな世界に続いている。」

長男が年長の時、幼稚園のスタッフがマイクロスコープを使って、「ちいさなせかいのいりぐち」という、虫に始まり、植物、砂、人間の頭皮や肌に至るまで、子どもたちと「ちいさなせかい」の観察を楽しんでくれたことがありました。

「ちいさなせかいのいりぐち」は、いったいどこに続いているのだろう?と、こどもたちがまなぶ様子を見ていると常々思うのです。

長男は、今、小学六年生。学校に関しては、六年生までの登校日

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順番を巡る小さなドラマ。

順番を巡る小さなドラマ。

「順番」ということが関わるといつだって、そこには小さなドラマがあると思います。

二男がまだ幼稚園に通っていた時のこと。

皆で、色々なゲームをする時間がありました。かけっこだったり、風船あそびだったり、椅子取りだったり。

ある日、こどもたちは、かけっこをする為に、順番に並び始めました。

まぁ、大体は、なんとな~く並んでいるのですが、急に横から入ってくる子もいるわけです。

で、ここで、「横入

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自分の中のマイノリティとマジョリティ。

自分の中のマイノリティとマジョリティ。

マイノリティか、マジョリティか。

私自身は、どちらでもないとも、また、どちらの要素も持ち合わせているとも言えます。そして、「マイノリティかマジョリティか」と分けることには、意味はあるのだろうか?と日々考えています。

まず、私の中に、「コレが普通である」という、自分の中に知らぬ間に刷り込まれている概念があるのです。知らないうちに、その様な感覚を確実に持ち合わせている。

それに対して「多くの人は

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学校にいかないという選択。こどもたちが、地域資源を開拓する。#02

学校にいかないという選択。こどもたちが、地域資源を開拓する。#02

地域資源を活用する長男については、noteにも書かせていただきました。私も、日々、自分を耕しつつ、地域資源として子どもたちに活用される大人になりたいと思っています。

​地域資源とは・・・・地域資源とは、自然資源のほか、特定の地域に存在する特徴的なものを資源として活用可能な物と捉え、人的・人文的な資源をも含む広義の総称。

長男は、最近は、大きな公園で野鳥観察している方々に、野鳥のことをいろいろ教

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