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和紙のお店にて。包んで手渡す日本の文化。「手」が織りなす繊細な美。

ふと立ち寄った和紙のお店で

和紙でつくったマスクケースが売られていました。もうこういったものが商品化されているんだ・・と思ったら、もうすぐ1年になるんですね。最初のニュースが流れてから。

中が抗菌コートされていて、色とりどりの模様の和紙で、包むようなかたちでできていました。食事のときや、ちょっとはずしてしまうのに使うのだそうです。

和紙でできているということだけでなく、視点がとっても日本的な商品だなと思いました。世界を見渡してみても、マスクを包む、しまう、という商品がすぐできるなんて、日本だけなんじゃないかな??調べてないけど・・。

そのお店には、お年玉用のぽち袋も売っていました。

「包む」「心をこめる」「手渡す」って日本の文化のよいところ。

過剰包装といわれる場合もありますが、日本に限らず、海外でも大切な贈り物はラッピングにこだわる習慣はあります。

和紙を手にふれてなんだかほっとする時間でした。障子からさす淡い光とか、漆とか。日本のものづくりは、その工程自体が美しく、本当に手がこんでいて繊細ですよね。完成したものを大事に手にとりたくなる。

手がつくりだす世界。

包んで手渡す人を思い浮かべながら、お年玉のぽち袋や、和紙のノートなどを買って帰ってきました。(←マスクケースは買わなかった 笑。きっとわたしは使わない・・)

来年の干支は「丑」です。



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