見出し画像

大人の責任。自分軸。

なぜ今の子どもたち(私の近くの中学生の多く)は勉強しないのか。

それは教員や家にいる大人が勉強していないから。
人生を楽しんでいないから。

ではないでしょうか?


自分の父親は、私が小学生まで(5年生?)は自営業でペンション経営をしていました。大繁盛はしていませんでしたが、それなりにお客さんはあったのではないかと思います。

ペンションなので住まいが職場です。平日も休日も父親は家にいて、相手をしてくれたり、勉強させられたり。手伝わされたり。一緒にいることは多かったのかなと思います。

料理や釣り、木工。バイクや車。隠してある週刊誌。父親の趣味を引き継いでいるところは存分にあると思います。
ついでに祖父母も居ましたので、祖母の茶道、無駄にもてなすところ、見栄っ張りなところも同時に潜在意識に植え込まれたのかもしれません。

残念なのが、祖父の勤勉なところはあまり似なかったことでしょうか。歴史に精通し、死ぬ直前まで古文書の研究をしていました。今思うとすごい人だったなと思います。

何が言いたいかと言うと、

親父は暇な時間で趣味を満喫していたし、仕事も人と関わりながら、楽しそうにやっていたと記憶しています。

祖母も友達を呼んでお茶会をしたり、花を生けたり、歌ったりとたくさんの趣味をもっていました。

祖父の趣味は古文書一択だったように思いますが、地元の中学校で講師をしたり、古文書の会を立ち上げたり、本を自費出版したりと本当に楽しんでたなと思います。

生きることは楽しいことだ!

と教えてくれる大人がいないと子どもは、生きる楽しさに気づけない。
ということです。

幸い私の家族は生きることを楽しんでいた人が多かったです。
経済的には、さほど裕福はなかったと思います。

母親が小学校教員で、当時はまぁまぁもらっていたので、私が生活で苦労した記憶はありません。

まぁペンションを立てた時の借金が最近まであったようですが。

なので、私は恵まれていました。


しかし、不況の煽りを受けて、父親はペンションを閉業し、外へ働きにでました。40歳を過ぎてからの再就職です。

そこからでしょうか、私の働くことへの意識が変わっていったのは。
生活するのにはお金が必要。稼ぐには労働が必要。
完全にこの頭になりました。

父親は何回か転職しましたが、基本的には田舎のブラック企業なので、朝早く、夜遅い生活が当たり前になりました。


現実が見えてきた年頃の時に、一番近くのリアルな労働者を目の当たりにして、大人はこうやって生活するんだ。これが家族のためなんだと認識したのです。


今の中学生に夢や希望がないのは、近くにいる大人の責任です。

世論に操られるのも大人の責任です。

増す苦をするのが法律のごとく、つけさせられているのは大人の責任です。


世の中の毒に子どもたちが侵される前に救う必要があります。

一部の人間だけに、世界を牛耳られてはいけない。

大人の皆さんは責任を果たしましょう。

すべての子どもに夢と希望をもたせられるように。


自分の脳みそ使わせましょう。
生き方の見つけ方を一緒に探しましょう。
自分の人生を自分の軸で生きてほしい。

そういう子どもたちを育てたい。



この茶番を終わらせて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?