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Sun*のPMが大事にする伴走支援と成功へのスタンス。他社にはない働くやりがいとは?

Sun*ではさまざまなバックボーンを持ったプロジェクトマネージャー(以下、PM)が在籍しています。

多様な経験やスキル、価値観を持った人材が集まり、垣根を超えたコミュニケーションを通してクライアントのプロジェクト成功に向けてのキーパーソンを担っています。

今回はエンジニアやコンサルなどの職種を経験し、現在はSun*のPMとして活躍する西田 衣織さんに、Sun*へ入社したきっかけや他社のPM職との違いや魅力について話を伺いました。


新規事業に特化したビジネスを手がけるSun*に興味を持った

── まず最初にこれまでのキャリアについて教えてください。

西田:私はSun*で5社目の企業になります。最初はエンジニアからキャリアをスタートし、その後はIT大手のヤフーでプロダクトマネージャーを務め、20近くのサービスやアプリの立ち上げと運営を経験しました。そして直近ではアクセンチュアにて、大手製造業のコンサルティング業務やAIソリューションサービスのセールスを担当していました。

Sun*に興味を持ったのは、ヤフー時代に音声アシスタントやIoTプラットフォームサービスといった新規サービスの立ち上げを担当していたことが背景にあります。自分としても、新規事業に携わっていきたいという思いがあり、そういったチャレンジができる企業でキャリアを積んでいきたいと考えていたんです。

── 転職活動としては「新規事業に携わる」という軸がありつつ、ほかにも決め手になったことはありましたか?

西田:新規事業のほかに重要視していたのは、「新しいテクノロジーを使えるかどうか」でした。この2つの軸で転職先を探していったときに、事業会社やコンサル会社へ行くという選択肢もありましたが、事業会社という枠組みではなかなか新規事業にチャレンジできるような企業が少なく、コンサル会社でもエンタープライズ企業との関わりが強いことから、小さな規模から新規事業に取り組む機会があまりないなと感じていました。

こうして企業を探していくうちに新規事業に特化したビジネスを手がけているSun*と出会ったんです。
Sun*の面接担当者から色々と話を聞いてみて、新規事業に携われるというだけでなく、さらに2つのポイントが魅力的に感じました。

まずはUI/UXデザイナーが多く在籍していることです。
新しく事業を作る際は「ユーザー体験」を考慮することが非常に重要なことですが、なかなかUI/UXデザイナーを多く在籍している会社は多くありません。Sun*はUI/UXデザインを重視する会社だったので、非常に興味を持ちました。

そして、ベトナムに1000人規模のエンジニア組織を持っていたことも魅力を感じた部分でした。
スタートアップ企業は、初めは事業を小さく始められるものの、そこからスケールさせていくのにすごく苦労することも少なくありません。これまで、さまざまな会社でスタートアップ企業を見てきましたが、やはりエンジニア不足で悩んでいるところも多くて。
Sun*ではサービス作りの土台となるエンジニアを多く抱えていて、「0→1」から「10→100」まで担っていけるというのが強みですし、魅力的に感じた部分です。

そうして面白そうな会社だと思い、2021年にSun*へ入社することになったんです。

新規事業を通じて世の中の人が幸せになるきっかけを作りたい

── 西田さんが新規事業にこだわっているのは、どのような理由があるのでしょうか。

西田:新規事業に関わることで、「未来に向けて、何かひとつでも礎を築いていける」ことが、自分にとってのやりがいにつながるからです。

ヤフー時代も新規サービスを立ち上げつつ、関連した特許も多く取得しました。新規事業を通じて、世の中の人が幸せになるきっかけづくりができればという思いがあり、だからこそ新規事業に関われる機会が多いSun*を転職先に選びました。

── Sun*へ入社後はどのような業務に携わってきましたか?
西田:入社後は、おもに製造物流系や通信事業者系のクライアント様の新規事業のプロジェクトに携わってます。直近のプロジェクトでは、国内家電メーカー様向けにShopifyとHubSpotを使用したECサイトとCRMを立ち上げる新規事業のプロジェクトマネージャーや、大手製造物流企業様向けに次世代IoTデバイスを使った新規事業の支援をさせていただいております。次世代IoTデバイスを使った新規事業のプロジェクトでは、PoC段階からクライアント様と一緒に作っていき、事業化させるために開発のご支援を2年半くらい行っています。

どちらもクライアントと伴走しながら、新しい事業作りにコミットして日々尽力してます。

── それぞれの事業で、苦労したことや盛り上がったエピソードはありますか?

西田:例えば、IoTの新規事業ではソフトウェアだけではなく、デバイスの特性や使用する通信環境も把握しないといけないので、机上の設計だけだとうまくいかないんです。その点はクライアント様と共に頭を悩ませながら、現地でも試行錯誤を繰り返して形にしていく必要があります。
またデバイス自体も新しいテクノロジーを使っているため、まだまだ進化途中で完全ではないわけです。こうしたなかで、いかに事業化させていくかを考えるのは難しいところでもあり面白い部分でもあり、未来を創っていると感じています。そこは、かなりモチベーションにつながっています。

「受発注の関係」ではなく「伴走者」のスタンスが大事

── Sun*のプロジェクトマネージャーとして大切にしているスタンスを教えてください。

西田:そのままクライアント様の要件を伺うなど、受け身にならないように意識しています。プロジェクトマネージャーは「伴走者(パートナー)」になるべきだと考えています。

クライアント様も新しい事業を作る上でわからないこともあります。なぜそれが必要なのか。根っこの課題が何か。を深掘りし、クライアント様と一緒に考えていきながら、要所要所で提案をしていき、共創していくスタンスを大事にしています。

── いま話していただいた内容は、 Sun*のプロジェクトマネージャーの中でも「共通認識」としてみんなが持っていることだと感じました。そのスタンスは、やはりクライアントワークを通じて培われていくものなのでしょうか?

西田:私はエンジニアや事業会社、コンサルとさまざまな企業でのバックボーンがあるので、全ての“痛み”を知っているんですよ。開発としての悩みはもちろん、新規事業をやりたくても立ち上げ方がわからない、人がいない、相談相手がいないといった事業会社の悩みなど、いろんな方面で新規事業を作る際の悩みや痛み、難しさに触れてきたからこそ、伴走者としてクライアント様に寄り添っていくスタンスを持って、業務に取り組むように心がけています。

──  実際にSun*へ入社して気づいたこと、感じたことはありますか。

西田:入社して良かったなと思うことは「自由な社風」なことですね。いい意味でも悪い意味でもルールが未発達だからこそ、自分のやり方で仕事を進めることができます。また、ビジネスデザイナーやエンジニアなど、職種問わずに社員間の垣根も低いこともあって、お互いコミュニケーションを取りやすく、横の繋がりが強いのも働きやすく感じています。

他方で、ルールが整備されていないということは、いわば仕事や物事の進め方のテンプレートがあまりないわけなので、その点は少し課題感はあると思っています。
そういう意味では、自分の力を発揮しやすい仕事の「マイルール」を持っている採用候補者の方にとっては、Sun*の環境が非常に働きやすく感じるでしょう。ですが、テンプレートやルールが少ない分、裁量を自分で決めて働くことに慣れていない方にとっては、最初は苦労するかもしれません。

PMに求められるのはクライアントが提示した要件の「背景」を汲み取る力

── 他社のPMとの違いや、Sun*ならではのPMの特徴についてはどのように考えていますか。

西田:Sun*のPMはコンサル的なことも求められる場面が多い印象があります。クライアント様の定めた要件を予算内で収め、納期までに完成させる役割が一般的なプロジェクトマネージャーですが、Sun*の場合はクライアント様から、さらに要件を超えるような提案や動きが求められていると感じています。

要件定義で言われたことを、そのままデリバリーに移すのではなく、クライアントの要望の背景にある文脈を読み取り、プロジェクトの成功に向けて提案と実行を両軸でこなしていけるPMが、Sun*で活躍していけるのではないでしょうか。

── 西田さんにとって、社員間の垣根も低いと感じるところを教えてください。

西田:上下関係を気にせず、Slackで盛り上がっているところを見ると、垣根はほとんど感じないですね。年齢差が離れた新卒メンバーと接するときも、そこまで苦慮することはありません。経験とスキルの有無で接し方を変えればいいわけなので、年齢差はあまり気にならないんですよ。

転職を何回も経験していると、年齢についてはあまり考えなくなるんですよ。同じ会社に10年、20年といる社員がおおいと年功序列的な風土ができやすいと思いますが、Sun*は中途入社の社員も多く、職種や年齢などに関係なくフラットに関われる風土が根付いていると感じています。

老舗の企業ではないぶん、中途入社で入ったとしてもSun*で活躍できる土壌があるのではと考えています。

変化をポジティブに捉え、楽しんで仕事できる人が向いている

── Sun*にこれから中途で入ってくる方に対して伝えたいことは何ですか?

西田:Sun*は年齢問わずに挑戦できる環境が整っています。そうした環境で、「変化をものすごく楽しんで仕事ができる」ことが、Sun*で働く上での魅力だと感じています。

会社はもちろん、テクノロジーも事業も変化していきますので、ある意味“混沌”とした状態が常にある環境と言えるわけです。

その変化を感じながら、ポジティブに楽しんで仕事をしていける人と一緒に働いてみたいですね。

── Sun*の働き方に慣れていないメンバーに対してのオンボーディングや業界知識のキャッチアップなど、どのようなサポートをPMの事業部では行っていますか?

西田:入社したメンバーにはメンターがついて、Sun*で働く上でのマインドセットや仕事のやり方を教えていきます。業界知識のキャッチアップについては、先ほどお伝えしたように、社員同士の横の繋がりが強いので、何かわからないことが出てきても、多様なバックボーンを持つメンバーが在籍しているため、誰かに聞けば必ず教えてくれるんですよ。

私自身もわからないことがあれば、他のメンバーに聞いて情報収集しているので、Sun*は周りに聞きやすい環境が整っていると思います。聞き方についても社内でルールが定まっているわけではないので、SlackでDMすれば気軽に返信してくれる人も多いですし、場合によってはショートMTGを設置して話を聞いてもいいです。

人によって、ヒアリングの仕方は異なるものの、Sun*の社員は寛容的で優しいので、わからないことがあれば丁寧に教えてくれると思います。

── 最後に今後のキャリアプランとして、Sun*で成し遂げたいこと、やってみたいことを教えてください。

西田:Sun*の掲げる「デジタル・クリエイティブスタジオ」という言葉がとても好きなんです。新規事業を興したいという情熱は持っているものの、何から始めたらいいか分からない。やりたいけど開発リソースが足りない。といった悩みを持つスタートアップやエンタープライズの企業の方は多くいらっしゃると思います。そんな困ったときにドアを叩く「価値創造を興していくスタジオ」がSun*である。という意味が込められていると思っています。

まさにSun*の存在意義はそこだと考えていて、私も「新規事業へのドアを叩く多くの企業の方の価値創造のパートナーでありたい」という思いを持ち、これからも尽力していきたいですね。

聞き手:
株式会社Sun Asterisk 採用担当 藤田文香
話し手:
株式会社Sun Asterisk プロジェクトマネージャー 西田 衣織

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