星野リゾートの教科書を読んで
最近というか結構前から気づいてはいたけど、家にいると仕事を全くやらないということを再認識した。
なのでスタバ or マックでコーヒー飲みながら作業してのコワーキングスペースに行く機会が増えた。
事務所のシェアオフィスが新しいビルにもオープンしたので綺麗で快適。
シェアオフィスの本棚に置かれてあったのがこの1冊。
ホテルや旅館のマーケティング業務を請け負っているため、仕事柄的にとても興味があったので手に取ってみた。
今日は読んで気になった箇所を記録用にまとめておく。
①「いいものである」という打ち出しが必要
星野社長がユニクロのテレビCMを例に、
「これだけいいものが、これほど安い」というメッセージがあるからこそ広告効果があるという一文があった。
「こんなに安いのに」「値段を下げているのに」
それでも集客に困っている施設様は、長所の打ち出しがカスタマーにできていないのかもしれない。
「ハードもクチコミもいいのに安い」といったように「○○なのに安い」の○○の部分を明確にする必要があると思った。
②小さな市場でトップに立つ
星野リゾートは島根県の玉造温泉のエリアで、OTAも団体旅行も両方とるといった施設が多い中、部屋数を減らし全室露天風呂付き客室の高単価な個人客に切り替えた。
コロナ渦は人数の多いグループ旅行や家族旅行が減り、恋人・夫婦といった2名旅行が中心となった。
その影響もあり、各施設は「どうやったら2名を獲れるか」という販売戦略になっていたと思う。
ただ、今後グループや家族が元通りになるという長期的な視点を持って考えているのであれば、目先の集客ではなく先を見据えたブランディング戦略を行ったと考える。
小さな市場を独占するというのが1番売上を上げる近道なのかもしれない。
4月から仕事が本格化し、開業手続き・事務仕事・営業と諸々作業が多い中で、インプットの時間を増やさないと長期的に見て自分も仕事ができなくなると感じた。
忙しいのを言い訳にせず、自分が日々レベルアップできるように読書量を増やしていきたい。
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