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ここ数年の私とマジック:ザ・ギャザリング。

 なにか書くことはないかなぁと、自分のマジックの遍歴などを思い返してみたりしていた。しかし、ここ数年の私のマジック遍歴なんかよりもマジック:ザ・ギャザリングそのものの、ここ数年の取り巻く環境の変化の方が激しいじゃないか!?ということに気づいたスナガガです。当時の思い出なんかを思い出しつつ、たった数年前のあの頃を思い返してみたいと思います。

2018年9月27日 MTGアリーナ誕生

 ここ数年で最も大きな変化であり、最初の変化はMTGアリーナの登場だった。気軽に無料で始められ、マジック:ザ・ギャザリングのスタンダードを本格的に楽しむことのできるゲームが登場した。このゲームのきっかけにマジックを始めたプレイヤーや復帰したプレイヤーも多い事だろう。さらには大規模大会の在り方やプロリーグ設立など、ウィザーズ公式の運営方法も大きく変わっていくこととなる。自宅にいながらプロプレイヤーを目指せる、そんな環境が誕生したのだ。

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 紙のマジックこそ至高と思っていたスナガガでしたが、その手軽さと本格さに今ではMTGアリーナは生活の一部と化していますね。MTGアリーナがない環境が今では思い出せません。

2019年5月3日 灯争大戦発売

 MTGアリーナの登場により、人口を増やしたマジックにさらに人口増加の拍車をかけたパックが登場する。「灯争大戦」だ。このパックの売りは何といっても日本人イラストレーターにより日本語限定イラストのプレインズウォーカーカードが収録されていることだ。特ににファイナルファンタジーのキャラクターデザインを担当している天野喜孝さんが手がけたカード「戦慄衆の将軍、リリアナ」のFoil加工を施されたものは人気があり、現在50万円近くの金額で取引されている。また灯争大戦の背景ストーリーも注目され、数年にわたって繰り広げられていたニコル・ボーラスとの対決が決着することとなった。これらの話題性によりマジック人口をさらに増加したのだ。

 天野喜孝さんとニコル・ボーラスという今の30代にぶっ刺さる二つの魅力は、意外にもスナガガに大きな影響を与えることとなった。なんと灯争大戦に惹かれた直属の上司がマジックを始めるという事態だ。最初は不安でしたが、今ではマジックプレイヤー同士として、仕事以外では楽しんでいます。皆さんも30代ぐらい人にマジックを布教すれば、意外な人にぶっ刺さるかもしれません。

2020年2月 新型コロナウィルス上陸

 灯争大戦以降、モダンホライズンやエルドレインの王権など、カードパワーの強いカードセットでマジックが盛り上がる中、新型コロナウィルスが上陸しさまざまなイベントが中止となっていく。みなさんも少なからず生活に変化があったと思います。スナガガもマジックを遊ぶと言えば、とりあえず栃木から高田馬場に出て遊ぶというのが定番になっていただが、それができなくなってしまった。しかし良くも悪くも、栃木県内のカードショップに目を向けるきっかけとなり、素敵なカードショップたちに出会うことができたのは良かったと思っています。

 ですがやはり、マジックだけでなく、生活様式が変わることとなりましたね。

2020年後半 晴れる屋大量出店!

 まったくもって晴れる屋の関係者ではないのですが、田舎の人々にとってこれはとても明るいニュースだった。宇都宮、広島、郡山、高松と出店されていくマジック:ザ・ギャザリング専門店晴れる屋。コロナ禍において地方のカードショップはTCGを支えるためにとても重要な位置にあったと思っています。カードを通販で買っても、都会に行けないので、遊ぶところがない!そんな時期が長く続いてしまうとTCGそのものが衰退するのではないかと感じていました。そんな中での晴れる屋の全都道府県出店を目指す宣言は、勇気づけられました。

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 またスナガガにとっては宇都宮に晴れる屋ができたことによって、ドンキホーテの晴れる屋、駿河屋とフェスタのイエローサブマリン、その他サブカルチャーショップという小秋葉原が栃木に完成したことに歓喜した。

そしてこれから…

 直近の大きな変化はマジックのプロリーグというネガティブなニュースがあるものの、ここ数年でマジック:ザ・ギャザリングはコロナ禍でありながらより良い方向に進んでいるように感じます。3年前には比べれば、手軽に遊べるツールがあり、遊ぶ人口も増えている、そして全国に取り扱い店舗が増えている。そんな状態で新型コロナウィルスを無事乗り越えることができたらマジック:ザ・ギャザリングの未来は明るいのだろうと心から思うスナガガです。またお祭りのような大規模イベントが開かれることを祈って締めたいと思います。

・・・マジックが盛り上げっていく自信があるなら、今ブラックロータスを買うべきなのでは?!

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