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2024年ゲームマーケットを遊び尽くす! ダンジョン&ドラゴンズ編

 企業、サークル、アマチュア問わず、様々なボードゲームが一同に介するゲームマーケット。今年も年2回のお祭りの季節がやってきた。そんなお祭り騒ぎを遊び尽くした。夫婦のお話である。

一般入場で並ぶこと20分ほど。ほとんど会場と同時に入場することができた。真っ先に向かったのは、ダンジョン&ドラゴンズ体験会。世界最初のRPGとも言われるゲームだ。映画やマジック:ザ・ギャザリングでは知っていたものの、実際に遊んだことはなかったので、妻と二人で初体験。その様子はリプレイで…。※初心者体験会で遊ぶ予定のある方はネタバレ注意

冒険に向かう甲板にて

  ストームレック島。海難島というわれるこの島に、とんでもないお宝が眠っていると噂を聞きつけてた命知らずたちが、ストームレック島に渡ろうとしていた。甲板で揺られるローグのスナガガとウィザードの妻、たまたま船に乗り合わせた歴戦のクレリックとパラディン、ファイターが船に揺られていた。
   海難島という噂を聞いていたが、拍子抜けだった。穏やかな海と爽やかな風に撫でられながら晴天の空に恵まれていた。夜を迎えてもそれは変わらず、みな安心しきって寝りについた。


  しかし翌日、雷の音で目を覚ました。船員たちも騒々しく、船も荒波に揉まれていた。冒険者全員が慌てて甲板に向うと、一匹の半魚人らしきモンスターが甲板に乗り上げていた。何やら言葉を話している。
「この海域は我々のものだ。命が惜しければすべての金目の物をすべて置いてゆけ。」
 すくなくとも言葉は通じるらしい。言葉は時には武器になる、少しは不安を煽ってやろうとペテンを掛けるスナガガ。
「おいお前!この船で疫病がはやってるからとっとと帰ったほうがいいぞ。さっきから俺も咳が止まらない…」
 「て、適当なことを言うな…。せ、船員もピンピンしているだろ!」
適当についた嘘だったが、意外とビビってくれたらしい。その僅かな動揺を歴戦の戦士たちは見逃さなかった。パラディンが襲い掛かり、ファイターが弓を引く、ダイスの神が微笑んだのかウィザードのマジック・ミサイル最大火力で放たれ、終いにはクレリックまでアックスで殴りだす始末だ。スナガガはというと弓を引いたが全部はずれたので割愛だ!
  それでも倒れないタフなモンスターだったが、さすがに怒涛の攻撃に狼狽したのか、捨て台詞を吐きながら撤退していく。ボスがナンチャラとか言っていたが、良く聞こえなかった。モンスターが引くと同時に雷は止み、海は穏やかになる。気がつけばストームレック島は目の前だ。さっさとお宝を見つけてズラかろう。

俺達の冒険は『竜の島 ストームレック』へ続く!

  ちなみにこの間わずか15分。流石公式がご用意したゲームマスターさん。短い時間に一体感と盛り上りを作ってくださる。そしてなによりTRPGとして楽しめたのがすごかった。帰りには、今回の遊んだキャラクターシートや、キャラクターコマ、さらにはプラスチック製のダイスケースまでもらえる。次回もあるなら是非皆さん遊んでみてほしいと思うブースでございました!

こいつら無料です。

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