すなうさ

さきゅうまち在住のすなうさです。50代になった自分のことや、日々感じたことを綴っていき…

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さきゅうまち在住のすなうさです。50代になった自分のことや、日々感じたことを綴っていきます。

最近の記事

くじらの謎③

くじらの謎②の続きです。 「それだ!」 と、思わず興奮してしまったけど、すぐに、わたしの知る「くじら」と呼ばれている場所は、当てはまらないかもしれない……と思い直した。  たしかに川の近くだけど、あの辺は別に谷ってわけでもないし、崖ってわけでもないし、グジグジした低湿地でもない。  開けた平地の、普通の田園地帯だったはず。  あー、ほな「崩れやすく荒れてグジグジした地形」っちゅう「くじら」とは違うかぁ。(ミルクボーイ風)  ゴール手前から一気にふりだしに戻された気分だ

    • くじらの謎②

       というわけで、くじらの謎①の続きです。  あのあと、さっそくスマホで調べてみたわたし。  前出の徳次郎(とくじら)は、番組で紹介されていた通り、日光開山の祖・勝道上人の子孫の一族の久次良(くじら)氏の外領に由来しているらしいけど、わたしの知る「くじら」とは、さすがに無関係だよねぇ。  調べているうちに、日本各地には「くじら」と呼ばれている場所がたくさんあることがわかった。  たしかに県内でも、わたしが知るだけで2カ所あるもんね。  同じ「くじら」地名でも、いろんな漢

      • くじらの謎①

         わたしの生まれたまちには、通称「くじら」と呼ばれる場所がある。  海の近くでもないのに「くじら」。  気になるよね〜?(いとうあさこさん風)  子どもの頃は、「なんでくじら?」と気になって、「昔は海だったとか?」「ここから見える山が、くじらの形に似てるから?」と、理由を色々考えたりしたこともあった。  が、小さい頃あれほど不思議だと思っていたことも、たいていの場合、大きくなるにつれて薄れてしまうものなんだよね。  わたしも例に漏れず。  改めて誰かに尋ねることも

        • 穴あらば。

          “ 50代になったわたしは、いまだに足りないものだらけだけど、そんな「だらず」な自分も嫌いじゃない。”  こちら、わたしが初めて書いたnoteの締めの1文です。  ……  …………  わあああああ!!  恥ずかしいいいい!!!!!  この、何かちょっとかっこよく書こうとしてる感じ……穴があったら入りたい。  初noteだからって無理しすぎたわ^^;  無理しても続かないと思うので、あんまりがんばりすぎず、ゆる〜く書いていくことにしよう。  ……でも、たまには

        くじらの謎③

          足らずを知る。

           「だらず」という言葉をご存知だろうか。    「だらず」というのは、「足らず(足りない)」が訛った山陰地方の方言で、「配慮が足りない」「想像力が足りない」「思慮に欠ける」というような意味を含み、「愚か者」というニュアンスで使われる。まあ、いわゆるばか、あほ的な罵り言葉である。  最近は方言自体がマイルドになってきているのか、あまり耳にすることがなくなったが、父(70代)くらいの年代の人はいまだにこの「だらず」を使う。父自身、子供の頃くだらないことで兄弟喧嘩をしては、祖父

          足らずを知る。