くじらの謎②の続きです。 「それだ!」 と、思わず興奮してしまったけど、すぐに、わたしの知る「くじら」と呼ばれている場所は、当てはまらないかもしれない……と思い直した。 たしかに川の近くだけど、あの辺は別に谷ってわけでもないし、崖ってわけでもないし、グジグジした低湿地でもない。 開けた平地の、普通の田園地帯だったはず。 あー、ほな「崩れやすく荒れてグジグジした地形」っちゅう「くじら」とは違うかぁ。(ミルクボーイ風) ゴール手前から一気にふりだしに戻された気分だ
というわけで、くじらの謎①の続きです。 あのあと、さっそくスマホで調べてみたわたし。 前出の徳次郎(とくじら)は、番組で紹介されていた通り、日光開山の祖・勝道上人の子孫の一族の久次良(くじら)氏の外領に由来しているらしいけど、わたしの知る「くじら」とは、さすがに無関係だよねぇ。 調べているうちに、日本各地には「くじら」と呼ばれている場所がたくさんあることがわかった。 たしかに県内でも、わたしが知るだけで2カ所あるもんね。 同じ「くじら」地名でも、いろんな漢
わたしの生まれたまちには、通称「くじら」と呼ばれる場所がある。 海の近くでもないのに「くじら」。 気になるよね〜?(いとうあさこさん風) 子どもの頃は、「なんでくじら?」と気になって、「昔は海だったとか?」「ここから見える山が、くじらの形に似てるから?」と、理由を色々考えたりしたこともあった。 が、小さい頃あれほど不思議だと思っていたことも、たいていの場合、大きくなるにつれて薄れてしまうものなんだよね。 わたしも例に漏れず。 改めて誰かに尋ねることも
“ 50代になったわたしは、いまだに足りないものだらけだけど、そんな「だらず」な自分も嫌いじゃない。” こちら、わたしが初めて書いたnoteの締めの1文です。 …… ………… わあああああ!! 恥ずかしいいいい!!!!! この、何かちょっとかっこよく書こうとしてる感じ……穴があったら入りたい。 初noteだからって無理しすぎたわ^^; 無理しても続かないと思うので、あんまりがんばりすぎず、ゆる〜く書いていくことにしよう。 ……でも、たまには
「だらず」という言葉をご存知だろうか。 「だらず」というのは、「足らず(足りない)」が訛った山陰地方の方言で、「配慮が足りない」「想像力が足りない」「思慮に欠ける」というような意味を含み、「愚か者」というニュアンスで使われる。まあ、いわゆるばか、あほ的な罵り言葉である。 最近は方言自体がマイルドになってきているのか、あまり耳にすることがなくなったが、父(70代)くらいの年代の人はいまだにこの「だらず」を使う。父自身、子供の頃くだらないことで兄弟喧嘩をしては、祖父