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卵、きれいに割れました(やったね!)

「コンコン」「パカッ」
  小学校から帰ってきた子供に料理のお手伝いをお願いした。料理の名前は『CHA-HA☆N』である。
  この、クールでかっこいい(?)名前の料理(※チャーハン)は、子供の大好物。その中で、ひときわ異彩を放つのが「卵を割ること」である。


実は今まで、うちの子は卵をちゃんと割れたことがない。「コンコン」「パカッ」ではない。「コンコン」「グシャッ」である。指が殻に入り、殻が器に入るのである。

目の前に卵は3つ。失敗続きの卵割りだけど、今日もトライしたいらしいのだ。成功率をあげるため、今日は、ちょっとしたヒントを出した。ティッシュを用意して、指の使い方を少しだけ教えたのである。そうして、軽くイメージをつかんでもらってやってもらう。

「コンコン」「パ」
今日は、ゆっくり卵を開いた。まだ、黄身は卵の中。「卵をもう少し頑張って、横に開いてみて」
すると「パカッ」の「カッ」の音がゆっくり鳴り、卵がゆっくりと器に入っていった。人生初、卵割りの瞬間である!コツをつかんだのか、そのまま3つともうまく割った。完璧な卵割りである(やったね!)


  戦略もうまくいくやり方ももちろん大事だけど、もっと必要なものがある。必要な時に、進め方をサポートすることが、その人のやる気を導いて、「がんばろう」と思わせるようなんだよね。モチベーションが上がり、挑戦しやすくなるのだ。
  モチベーションなんていらないという人がいるみたいだけど、科学的には、モチベーションあるなしで、成果が全然変わってくる。死んだ目をして仕事したらいい、とか、とても幸せに見えないし、意味がわかんないけどね。


  夢にしろ、子育てにしろ、仕事(マネジメントや業務)にしろ。「進んだ」という実感を持てることが、その人のやる気を高めるし、喜びに繋がってくる。少しでも十分な喜び。その喜びが続いていくと、「楽しい」し「うれしい」し「挑戦していきたくなる」ので、結果が勝手に出ちゃうわけだ。

  仕事で大事なことは、進捗管理ではない。進捗をサポートすること。子育てで大事なことは、叱咤したり、なんでも助けるのでもなく、やりたいことを少しだけサポートすること。多くの方が「ここで仕事してよかったな」「この親でよかったな」「友人に恵まれました」「この講座うけてよかったな」などなど、そう思えるようなサポートがいっぱい広がるといいよね^^


ようへい

ご参考)手の器用さをあげるのに、手を発達させるのは、とても効果的です。こういうプログラムもいいですね(^^)


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