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ICUリターンズは翌日に。血圧40台を生還。

これを逃してはいけない。
と今日も書いてみることに。

書きたいのだけど
心がまだ追いついてなくて
書けない。
でも、いつ書いておけば…と
後悔することになるか
わからないので書く。

書きたくない
やりたくないを越えるには
やるという道しか残されていない。
2024年の私より。

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闘病記、つづき。
時は2019年。

はるばる救急車で移動した転院と
その翌日からの集中治療室の入室。
そんな日々を乗り越えて
一般病棟に戻ってきた母。

私も少し安心して
翌日、お昼過ぎくらいに
面会に行くと
疲れ切った様子。

昨夜、39度まで熱が
出てしまったらしい。
どうりで大汗かいた後の疲労。

発熱とともに血圧も下がってしまい

「自分はなんでもなかったのに
夜血圧が40しかないとかで
みんな大騒ぎしちゃってさ〜」と。

なんと恐ろしい発言を易々と。
血圧40台は大騒ぎだし、
なんなら40台で意識あったの?
と笑ってしまった。

よくここにいるねなんて
話していたのも束の間、、、

先生が来て、
ICUに行きましょうと。

母と顔を見合わせて爆笑。
1日も経たずして出戻り。
昨日出てきたばかりなのに、
また?と。

根本的な原因がわからない以上
打てる手立てがない。
何かあった時の手立てがない。
それに血圧が40台になる人が
一般病棟にいたら病棟側も大変だ。

そんなこんなで、
再びICUでの日々が
幕を開けてしまった。

何とも表現し難い
恥ずかしさを持ちながら、
再びICUの門をくぐる。

昨日日勤で送り出してくれた看護師さんが
今日は夜勤でいる。

あれ?どうしたの?
と駆け寄ってきてくれる。

2週間もいたものだから
ICUの看護師さんたちとも
仲良くなってきていて、

戻ってきちゃったよ〜
なんて話していたような。

入院する立場としては、
看護師はどうしても
関わりがある医療者の1人。

日常を共にする職種ですから、
気が合って、楽しい時間を
過ごせる人が何よりです。

母からみえる病院の風景だったり、
スタッフのあり方を聞くのは、
とても興味深くて勉強になって
自分の看護観にも大きく影響した。

自分が思っている
いい看護師像みたいなものと
患者視点、しかも母という
身近な存在の視点から見える
いい看護師さん。

看護師本位の良い看護は
別に良い看護ではないのだ。
自分でよくできた〜って思う日ほど
注意深く、深く深く
振り返るようになった。

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今回はここまでです。
目まぐるしくICUを行き来した母。
次は2回目のICUでの日々を
お伝えしていきます。

今回も読んでくださり
ありがとうございました。
では。

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