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インターンシップ保険って必要?加入率は? 徹底解説【就活情報】

この記事では、インターンシップ保険の意味や加入すべき人の特徴、見落としがちな注意点などをご紹介します。

インターンシップ保険とは?

インターンシップ保険とは、インターンシップに参加している間のトラブルに備えるための保険です。
例えばインターンシップ中に怪我をしてしまう場合や、不注意から会社の物を破壊したり他人にケガを負わせたりしてしまう場合があります。こうした場合、多額の治療費や損害賠償金が必要となることがあります。
インターンシップはこうしたリスクを減らし、万が一のトラブルに備えるために加入するものです。

インターンシップ保険は必要?

上記のようなリスクに備えるため、基本的には加入することを検討するべきだと言われています。インターンシップに行き慣れていない場合、知らず知らずのうちに企業のルールや指示を破ってしまい、大きな損害を与えてしまうこともあります。
こうした理由から、企業によっては保険加入を必須としているところもあります(加入証明書の提示を求められることもあるようです)。

学校で入っているから大丈夫?

学校で保険に入っているから大丈夫」と思われる方もいるかもしれません。しかしこう言い切るのは非常に危険です。
なぜなら、学校で加入している保険は、学校の授業(正課)以外のインターンシップには使えないことがあるからです。

具体的に学校で加入していることが多い「学研災」について見ていきます(本記事では概要を解説します。詳細は公式サイト参照)。

学研災は、公益財団法人日本国際教育支援協会が展開する保険です。直接の申し込みはできず、学校を通じて加入する必要があります。学研災の中身は大きく3つに分けられます。

①学生教育研究災害傷害保険(学研災保険)
②学研災付帯賠償責任保険(付帯賠責)
③学研災付帯学生生活総合保険(付帯学総) 
です。

これらを簡単にいうと、

①は授業や学校行事自分のケガをカバーする保険
②は授業や学校行事他人に負わせてしまったケガをカバーする保険
③はプライベートでの自分・他人のケガをカバーする保険 です。

より具体的にいうと、インターンシップに授業の一環として参加する場合には①や②を使って自分や他人のケガのリスクをカバーできます。

一方で、正課以外とみなされるインターンシップ(就活サイトなどを通じて自分で申し込んだものなど)中のケガは、①や②ではカバーできないため、③や民間の保険に加入しておく必要があります。


加入率は?

それでは、上記①~③の加入率はどの程度なのでしょうか。
統計を見ると、以下のようになっています。
①・②と比べて③の加入率は非常に低く、6.8%となっています。

課外インターンシップまでカバーできる「付帯学総」の加入率は7%に満たない。
(公益財団法人日本国際教育支援協会「学生教育研究災害傷害保険(学研災)からみた学生生活における事故の傾向【補遺】」(2023年4月)を基に事務局作成)


どの保険に入ればいいの?

まずは大学のキャリアセンターや受け入れ企業に相談することが大切です。特に指定されていない場合は、大学生協でも保険を取り扱っているので相談してみましょう。
大学に生協が無い場合でも、民間企業が傷害保険や賠償責任保険を取り扱っているので、ウェブ上の比較サイトなどを通じてチェックしてみるのがおすすめです。


地域の暮らしを体験できるインターンシップに参加しませんか?

中小企業の経営者によって構成される経済団体(経営者団体)である中小企業家同友会全国協議会では、学生と企業のインターンシップマッチングイベントを実施しています。
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おことわり

 可能な限り最新の正確な情報を提供できるよう努めておりますが、本稿の筆者らが当記事の内容に対し責任を持つものではありませんので、あらかじめご了承ください。また当記事を通じて特定の保険への加入又は未加入を勧奨するものではありません。お問い合わせはInstagramのDMか担当事務局(中小企業家同友会全国協議会)までお願いします。




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