あべかわきなこ『女領主とその女中』感想
魅惑的な貴婦人と可憐な少女
大型犬のように女中にデレデレな領主と、普段は主人に対して毒舌だけど時折見せるデレが破壊力抜群な女中
而してその実体は、
悪魔憑きと悪魔祓い
殺し殺される関係
死という「最後」を約束しながら二人は、
「ずっと」を望んでしまった
「中世風ダークファンタジー」「吸血」「教会」「主従」「立場逆転」「百合」これらのキーワードにビビッと来た方には是非おすすめの百合小説です。
メイン二人も「あぁ~好き!」のド真ん中ストライクでしたが、更に言うと「悪魔祓いでありながら悪魔を使役し、魔王と呼ばれる神父」とその使い魔のサキュバスがツボでした。実はこういう強キャラ大好きなんです・・・・・・
本書は4月にあった大阪GLFesで目にして、とりあえずと思って本編冒頭のコミカライズ本と一緒に購入させていただいたのですが、続編も一緒に買っておけばよかったな~! と案の定予想していた後悔に読後の今さいなまれています。ええ!? 既刊は通販があるだって!? さあ、BOOTHへレッツゴー!
ペーパーの漫画も二人のやりとりが可愛くて最高でした。
あべかわきなこ『女領主とその女中』赤い屋根の小さなお家
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