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成れの果て 映画感想 すごい誰にも感情移入出来ない

姉が妹に結婚を報告する
その相手を告げた翌日、親の葬式ですら帰省しなかった妹が帰って来た
姉の結婚相手は過去に妹を傷付けた男だった

妹である小夜の華やかさと、地味な姉あすみとの対比の演出で、姉は注目されてる妹が羨ましく妬ましかったんだなとすぐに察する

舞台はどこなのかはっきりしていないけど、小夜が東京でデザイナーをやっている、一緒に連れて来た男友達がヘアメイクの職業と名乗っている辺り、なんとなく田舎なんだろうなと伝わる

その狭い人間関係の息苦しさ

妹は完全に被害者なのだけれど、当時に色々遊んでいたせいで「色んな男と寝てたんだからそれくらいいいだろ」と強烈なことを言われてしまう
この土地にいる限り、そういう目で見られているんだろうな
葬儀にも戻るわけない

姉の友人もめちゃくちゃだし、真っ当な人が一人もいないという

あの友人の男も頼まれたからってやるかね 傷害罪になるのにな

ラストで明かされるなんでそんな男、と明かされた吐きそうになる真実

どうにもならない袋小路な人間関係

もう家を売って他の土地に行ったほうがいい 何言われようが生きた人生を歩むべきだなと思った

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