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Tar/ター 映画感想 性別とか関係なくアウトな行動は裁かれる

女性指揮者のリディア・ターはベルリンフィルの首席指揮者となった
リディアはパートナーのシャロンと養女のペトラと暮らしている
トラブルを抱えた相談のメールを送って来たクリスタを無視し、アシスタントのフランチェスカにも無視するよう指示をする
そのクリスタが自殺したこと、さらにこれまでの振る舞いでリディアは窮地に陥る

指揮者への華やかな道、挫折を描いた物語と思って観たら、
想像とは違った

リディアのやっていることは、どこかで観たような行動

セクハラを主体とした物語
こういう系統でおじさん主人公の作品 観たようなデジャヴ
おじさんが仲良くなった女性が鬱陶しくなって冷たくして、
更に嫌がらせのように周囲にあいつやべーやつだからと触れ回り、
更に権力をかざしてやりたい放題気に入らない人は追放
でも好みの子は贔屓する抜擢!
結局パートナーにも愛想をつかされて、仕事も落ち目になりました

よくあるストーリー

それを女性という立場で描いたのは他にもあったかもしれないけど、賞でノミネートされるくらい注目されたのは初?

LGBTだろうがこれからはセクハラで訴えられたおじさんのように同じことしたら同じように訴えられて解雇されるのは平等な世の中になっていくのでしょう

そして問題を起こした人(暴力だったり犯罪だったり薬だったり)も芸能界は普通に復帰しているから、拘りさえなければラストと同じように復帰している
自殺に追い込まれた人だけが損をする
自殺に追い込むような人は鬼メンタルだから何を言われても気にをしないのでしょう
栄光はないものの、仕事はある
世の中の理不尽さは決して消えないと受け取った

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