2023年7月 また写真展に行ってきました【東京都写真美術館】
またご縁があって、恵比寿の東京都写真美術館に行ってきました。
7月下旬で開催中の展示は田村武能氏「人間賛歌」(B1階、7月30日まで)、本橋成一氏とロベール・ドアノー氏「交差する物語」(2階、9月24日まで)、TOPコレクション「何が見える?『覗き見えるまなざしの系譜』」(3階、10月15日まで)。全部拝見しました!
田沼武能氏は昨年亡くなられた写真家で、展示「人間賛歌」は
第1章 戦後の子供たち(主に1960年代頃まで、モノカラー)
第2章 人間万歳(世界の人々の顔、カラー)
第3章 ふるさと武蔵野(主に2010年代まで、カラー)
の三部構成です。どれもテーマがはっきりしていて楽しめました。戦後の日本のたくましさと希望に溢れた笑顔は、残念ながら今の日本にはないものでどこか羨望を感じます。武蔵野の風景も美しかったです。
「交差する物語」では、東京とパリの人々の姿を交互に展示してありました。二つの写真を混合して展示した効果はよく分からないのですが、古きよき時代のパリが何とも言えず素敵な雰囲気でした。
TOPコレクションではピープショー、ステレオスコープ、シネマトグラフ類等々「映す」歴史を見ることができます。現在の映像に至る物を映す努力の過程を見るのは興味深かったです。
週末だからか予想より大勢の来館者がいましたが、もちろんみなさん静かでゆったりとしていらっしゃるので博物館の中は心地いい。真夏の一時、やる気をリセットできておススメですよ!
写真展の後は、近くのブルー・ノート・プレイス(BNP)と言うレストランで休憩。外気温33度でしたがテラス席は風があって日陰だったので意外に涼しく、本当に気持ち良かったです!
それではまた近いうちに!
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