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嗤咲痩人歌二首 石麻呂にわれもの申す夏痩せによしといふものぞ鰻とり食せ 痩す痩すも生けら…
子等を思ふ歌一首 序を并せたり 釋迦如來 金口に正に説きたまはく 等しく衆生を思ふこと …
中の関白、少将に侍りける時、はらからなる人に物いひわたり侍りけり、たのめて来ざりけるつと…
風をだに恋ふるは羨し風をだに来むとし待たば何か嘆かむ (かぜをだに こうるはともし かぜ…
真砂なす数なき星の其の中に吾に向ひて光る星あり (まさごなす かずなきほしの そのなかに…
月立ちてただ三日月の眉根掻き日長く恋ひし君に逢へるかも (つきたちて ただみかづきの ま…
ねになきてひちにしかども春雨にぬれにし袖と問はばこたへむ (ねになきて ひちにしかども はるさめに ぬれにしそでと とわばこたえん) 訳 声を上げて泣いた。 それで身も心もぐっしょり濡れてしまったのだけれど、 「春雨の中歩いたので濡れてしまったよ、袖まで濡れてしまって」 などと答えておくことにする。 ねになく(音に泣く)…声を上げて泣く 大江千里(おおえのちさと) 出典 古今和歌集
けふもまた こころの鉦を 打ち鳴らし 打ち鳴らしつつ あくがれて行く (きょうもまた こころ…
いとせめて恋しき時はむばたまの夜の衣をかへしてぞ着る (いとせめて こいしきときは むば…
夏ふかみ 野原を行けば 程もなく 先立つ人の 草がくれぬる (なつふかみ のはらをゆけば…
時は六月(みなづき)のつごもり、いと暑きころほひに、宵は遊びをりて、夜ふけて、やや涼しき…
別るるはまことふたたび逢わむため碾くごとくまた轢かれるごとく (わかるるは まことふたた…
僧都源信(恵心僧都) 大空の雨はわきてもそそがねどうるふ草木はおのが品々 (おおぞらの …