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2021 夏の長旅 #11 午前は函館。そして、青森県へ
2021年8月1日。朝7時半ごろ。
曇り空のもと、函館山と海を眺めながらホテルの足湯に浸かっていました。
いよいよ、この日、一週間にわたって巡ってきた北海道を出発する日となりました。
函館朝市で朝ごはん
9時ごろ、朝ごはんを食べようと函館朝市へ向かいました。
色々なお店があり、どの店にしようかとぶらぶらしていたら、こちらの丼を発見しました。
函館名物の天然ぶり漬丼
この季節に、ぶりなんて珍しい。それに、一杯555円という安さに惹かれました。
併せて買ったイカのげそ天と一緒に美味しくいただきました。
これで終わろうかと港へ向かっていたら、
「かにまん」のお店を発見。
かにまん
美味しそうなので、いただいちゃいました。アツアツで、カニの旨味がしっかりしていました。
摩周丸
朝ごはんを満喫した後に港へ向かっていると、面白そうなところを見つけました。
それは「摩周丸」号
かつて、青森と函館を結んでいた「青函連絡船」として運航されていた船。
現在は記念館として、函館港にて展示。しかも中まで入ることが出来たのでした。
階段のイラスト
宣伝ポスター
座席など、当時のものが保存、展示されていました。
青函連絡船は、国鉄、そしてJRが運営していた鉄道旅客向けの船で、青森と函館それぞれの駅で乗り換えがしやすいようになっていた他、なんと、列車もそのまま積んでいたとのこと。その事実には驚きました。
しかし、今から33年前に青函トンネルが開通したことにより、廃止となってしまいました。
現在も、青森と函館を結ぶフェリーはありますが、駅から離れたターミナルから出航していること、トラックや自動車などを輸送していることが、連絡船と違うところかなと思いました。
ベイエリアへ
続いては函館のベイエリアへ。そこには…
金森の「赤レンガ倉庫」が建ち並んでいました。
しかし、この時、霧のような雨が降り続いていました。この長旅で初めての雨でした。
傘を持っていなかったので、やがて、髪の毛やカバンが、びしょびしょになってしまいました。
雨が少し落ち着いたところで、こちらのお店へお昼ご飯をいただきました。
函館のご当地チェーン。「ラッキーピエロ」さん。
名物と言われている、チャイニーズチキンバーガーとポテトを美味しくいただきました。
これが、北海道での最後のグルメとなりました。
いよいよ北海道を出発
およそ一週間にわたって、色々と巡ってきた北海道。ついに出発する時となりました。
今回選んだ移動手段は
フェリー
青森まで、片道2200円の「青函フェリー」さんを利用しました。
14時35分発の便に乗って、北海道の函館を出発。いや、船なので出航ですね。
「ありがとう。北海道」と心に叫びつつ、函館山を眺めていました。
今回乗ったフェリーは、カーペット席が3つにロビー、トイレと自販機がある程度で、割と小規模な船でした。
この時の混み具合は、カーペット席一つに2人前後というぐらいだったので、とてもゆっくりと過ごせました。
あと、青森のフェリーターミナルに到着してからの移動手段として、タクシーを船内の無料直通電話で予約しました。
そのタクシーはフェリーからの乗り継ぎで、青森近郊の各地へ定額で行けるサービスがあったので、それを利用する旨を伝えました。
青森県へ
函館を出てから、およそ3時間半弱の…
18時ごろ。
青森の街並みが見えてまいりました。
そして、18時25分ごろ。
青森のフェリーターミナルに到着しました!
それと同時に、我が人生初めての青森県上陸でした。
フェリーターミナルに到着すると、予約していたタクシーが待っていました。そのタクシーに乗って、新青森駅へ向かいました。
そして、あっという間に新青森駅に到着。フェリーターミナルからは1000円で行けました。
初めて青森を巡る人にとっては、とても助かりました。
新青森駅構内には「ねぶた」が展示されていました。そういえば、この時期は「ねぶた」の季節なんだな…としみじみ思いつつ。
19時9分 奥羽本線の普通列車 弘前行きに乗って、出発。
19時49分 弘前駅に到着。
というわけでこの日は、こんな感じに進みました。
その後、弘前市内のホテルへ。
チェックインしたあと、近くで「ドン!ドン!」という音がしたので見てみると…
なんと「ねぷた」が巡行していました!
本来なら「弘前ねぷた祭り」の時期。しかし、このご時世により、小規模でシークレットの状態で巡行してました。
それでも、初めての青森で、いきなり青森ならではの風景を見れて良かったです。
次回へ続く。
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