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ドラマhisと映画hisを観て 思ったこと

 自分に自信がないと なんとなく 自分にとって 優しくない世界の 正解というようなものに ひっぱられて 自分の想いを隠してしまうような気がします。

 迅にとっては はじめての恋が とても優しくて...渚にとっては やっと めぐりあえた恋が とても優しくて...それなのに...ふたりにとってあたりまえな好きだという感情や 一緒にいたいと想う感情は 一旦 引き出しの中やダンボールの中に しまわれてしまう。

 一旦しまわれた恋が 再び外に現れたときには厳しい現実が周囲にあって...

 ふたりが すこしづつ すこしづつ 強くなっていく物語がすきです。

 ドラマhisと映画hisは 迅と渚がとても魅力的で 周囲のひとたちも とても魅力的で 物語の優しい展開も とても惹き付けられます。ずっとみていたいと思うくらいに...けれども その反面 物語のなかで描かれる 迅と渚と怜奈さんと空ちゃんを追い詰める 優しくない世界をつくりだしているのは誰だろうかと考えると...思いあたるひとは きっと大勢いて...自分もきっと 少なからず その優しくない世界をつくりだしていると感じます。

 そして...自分は 空ちゃんに パパは迅くんがすきで 迅くんはパパがすきなことは 変なことじゃないんだよと まっすぐに 正確に 伝えることができる大人では 現時点では決してないと思うと 優しい物語な反面 厳しい物語でもあると感じます。

 こどもには そのままの ありのままの 価値観を伝えたいと思うけれど...できるだろうかと 思ってしまうことが多々あります。だからこそ ドラマhisと映画hisは ずっと この先も 価値観を考えるうえで とても大切にしていきたい作品です。誰でも ありのままで そのままでそれぞれにとっての あたりまえを大切にしていいんだなと感じることができました。ありがとうございます。

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