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経営者の話に垣間見える組織変化と、独特のポジティブさ|『経営者は孤独?会社のトップが語る「社長の仕事とホントの気持ち」』ブログ記事の裏話

福岡の通販会社 ハーブ健康本舗のブログにて、経営者は孤独?会社のトップが語る「社長の仕事とホントの気持ち」を公開しました。

ちょっと背景とか書きたかったこととか、まとめます。

組織の変化と責任者の役割

この記事は3部構成なのですが、最初に出てくるのが「社長の定義」の話。記事の趣旨上社長の定義のみを紹介していますが、背景には「役職ごとの仕事内容を明確にしたい」という意図があって定義化された、というのがあります。

社員数がそこまで多くない時期は、組織形態としても社長ー社員のワントップ型だったのですが、人数が増えるにつれ、「部署責任者」の存在が組織運営に大きな影響をもたらすようになりました。社長ー責任者ーメンバー の組織体をつくる上で、責任者とは何をする仕事なのかを、組織として明確にすることが必要となり、定義を作成したのが昨年の話です。

この辺りの話は、記事の本筋からは逸れるので割愛していますが、会社規模に合わせて新しい組織の形が生まれつつある。これがいまのハーブ健康本舗という会社の実態で、組織の変化としてみると面白く、どの会社でも出来ることではない貴重な体験であったとも思っています(いまは退職しているので、フリーランスとして傍からみる しかできませんが)。

ただ、責任者の立場からすると、この変革期はひとつの正念場ともいえるかもしれません。会社のトップから今まで求められていたスキルやマインドと明らかに違うものを求められていることをいち早く正確に察知し、どう実践していくかを決め、結果を出さないといけない。今後のブログ記事でも、この組織の変革期における責任者の働き方や価値観を、なんとか取り上げていきたいなと思っています。

経営者のポジティブさについて

「経営者は孤独」って、ネット検索するとよく出てくるのは事実あるんですが、正直に言うと、パートナー企業の社長さんが以前「経営者は孤独である」という話をされていたのが印象に残っていて、自社(いまは前職)の社長にも聞いてみたかったんですよね。実は動機はシンプル。

詳細はぜひ記事をご覧いただければと思うのですが、全体的なコメントを通して「経営者独特の前向きさ」が一貫しているような印象を受けました。仕事は楽しくあるべき!みたいな。別に間違っちゃいないけど、品川の「今日の仕事は、楽しいですか」の件もあったし、ストレートに載せるのがちょっと躊躇われた。ワークライフバランスの話で調和とったの褒めてほしい(笑)。

フリーランスになった私としては、仕事へのスタンスは「人それぞれでOK」なので、仕事を楽しくやる人も割り切ってやる人も、自分の働き方に腹落ちして仕事できてるんだったらいいのかなと思っています。もちろん、楽しいか楽しくないかの2択なら楽しい方が良いのでしょうが、そもそも仕事に「楽しい」の感覚を持ち込むのかって話ですし。

ただ経営者とか、会社のトップとして率先垂範するような存在の人が「仕事だっりー」とか言ってたら、さすがに会社の行く末不安になるってのはあるので(笑)、たぶんこの手のポジティブさは経営者の必須マインドでもあるのかもしれないなとは、インタビューしながら感じました。

社長の「ホントの気持ち」って結局なんなんだろう

最後に今後のビジョンとかも聞いたんですが、ここちょっとインタビューの仕方が悪くて、メッセージ調が強くなってしまった。割とインタビュー時の原文ママ載せているんですが、ちょっとした就活雑誌みたくなってしまったのが、このブログ的に少し違ったかなーといまさらになって反省。

永松
引き継ぐ、という話はしましたが、多分僕は10年後も、なんだかんだ言って何か仕事をやってるんだと思います(笑)。

経営者は孤独?会社のトップが語る「社長の仕事とホントの気持ち」より

ここが一番社長の素直な気持ちが出てると思います。とかく仕事好きなんだっていう感じ。記事全体で「いずれは仕事を引き継ぐ」って話が出てくるんですが、本来はずーっと仕事やりたい人なんだと思うんですよね。私はフリーランスになりますが、この感覚はちょっと共感する部分があって、生計的な意味でも生きがい的な意味でも、何かしら歳をとってもできる仕事があるって大事ねって、30代の今時点でめちゃくちゃ思ったりします。

そして実はこの点は、社内でちょっと誤解が生じやすい部分でもあると思うんですよね。パっと見「引き継ぎたくない」って見えちゃうので。実際問題、記事の中では「もどかしい」と表現しているのですが、私が翻訳するなら「思う通りにやりたいのに…」が近い気がする。きっと本音は、自分の思う通りにものを動かしたりアイデアを練ったりしたいんだろうなというのは、在職中すごく感じてたんです。それでも、現実的に引継ぎを見据えないといけないフェーズに入って、どうしたらいいのかって、社長自身悩まれているんだろうなと感じます。

この辺の心境は、変化があるのか分かりませんが、今後記事で描いていくと楽しそう。取り上げていきます。

まとめ

色々書いたのですが、何にせよ会社のトップに君臨する方が会社の情報発信向けの媒体のために時間割いてくれるのは、本当にありがたい限りです。それだけ情報発信への価値を感じてもらっているという証ですしね。期待にこたえられるよう、今後も頑張りますm(__)m

社長になりたい!って漠然と考えている人は世の中に一定数いると思うのですが、そういった方にとっかかりのある文面になっていたらば幸いです。

せっかく執筆しているブログですので、影響力はあまりないかもしれませんが一応拡散の意も込めて、少しだけインタビューの裏側をご紹介させていただきました。会社に所属しているときは“会社の人”なので、どうしてもこういうの出来なかったんですよね、それこそ「もどかしい」気持ちもあったり。

引き続き更新後は少しものを書いてみたいと思うので、お付き合いいただけますと幸いですm(__)m

住吉泰地(すみよしだいち)


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