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らべあろ企画 第二部 


炎天の 富士もわもわと 腫れあがる


この写真の真っ青に広がる空を見て、この日はものすごく猛暑日だと思い浮かべました。
「炎天」を下にして、まるでもわもわと腫れあがるように「富士山」は今日も立派に日本一の姿をしています。
そして下五の「腫れる」は痛々しい言葉ですが、それもまた良しっ!

夏の季語にも「夏天青し」と言うのがありますが、この写真にまさにぴったりな季語ですね。
学校の担任から聞いたんですが、いくら激暑の日でも、富士山の山頂は凍えるように寒いようで、ジャケットやコートなどがなければ登れないと言っていました。
そして冬の富士山はもう人間が生きられないぐらいの極寒が襲ってきます。


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