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自死遺族になって。

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2023年8月12日に娘が自死してからの後悔とか反省とか嘆きとか。
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2023年9月の記事一覧

昨夜、丁度娘が死んだとき描いていた分の原稿が配信されました。
怒りと、後悔と、嘆きでもみくちゃな感情を抱えながら、泣きながら、吐きながら、時に叫びながら描いていたけれど、そういうのは感じさせない画面に出来ましたよな。がんばったよ、私。

久々利
8か月前
4

お昼寝日和。

暑くもなく、寒くもなく 明るい日差しで乾いた気持ちのいい風が窓からそよそよ吹いている こん…

久々利
8か月前
4

命のゆくえ

命はどこから来てどこへ消えるんだろう ……などと、古より繰り返されてきた問いを改めて考え…

久々利
8か月前
3

苦しい。

まだまだ手放すなんてできなくて というか、むしろ楽になったらいけないような気がして 毎日、…

久々利
8か月前
4

書くこと。

世の中には「書く人」と「書かない人」が居るのだなぁと娘の遺品を整理しながら改めて思ったり…

久々利
8か月前
6

娘を亡くしてから「なんで死なんてあるんだろう」という、酷く当たり前に今まで流していた事について考える。 未だに受け入れられてなくて、いつか、なんかのきっかけで戻ってきてくれそうな感覚が抜けないせいだと思う。もちろんそんなことがないのはわかっているのに。

久々利
8か月前
3

花を摘むな。

先月、事件から葬儀の合間を縫って仕事していた時は「運命なんかに負けてたまるか!」みたいな気持ちがあって、むしろいつもより集中して取り組んでいたのだけれど、あれからひと月ちょっとが過ぎて今回はだいぶ腑抜けている。 唐突だが、和田慎二先生の「少女鮫」という漫画がある。 その中で幼いヒロインがジャングルに入り、傍らの花を摘もうとすると、傭兵である彼女の養父が「花を摘むな」と止めるシーンがある。 「花を摘むと風景に違和感が出る。その違和感が自然にまぎれて消えるには時間がかかるから」

だいぶ良くなってきたように思えても、ふとした瞬間に失ったものの大きさに叫びだしたくなる

久々利
9か月前
3

四十九日。

昨日の午後、妹の家がお付き合いのあるお寺さんで、娘の四十九日法要を営みました。 正直、断…

久々利
9か月前
20

今日はでかい波に襲われている。
油断すると持っていかれそうになる。

久々利
9か月前
2

菜っ葉を食べる青虫のようにただただ本を読み漁るだけで生きていたい

……と、ここまで書いて、ああ、でも青虫はやがて蝶にならないとだし、蚕だって糸を取られるし、やがては変化しないといけないのか、ということに気づく。
変化も何もなく、ただ情報を消費するだけの怠惰な存在になりたい

久々利
9か月前
1

ひと月と10日たちました。

私もむちゃくちゃ筋トレしました。 私も部屋片づけまくりました。 一人では気力がわかなくて、…

久々利
9か月前
5

自宅仕事でいつでも泣ける環境なのと、おそらくは情報量が多いせいで、日中の方がメンタルガタガタ……。
夜間も泣けることはあるけれど、まだ落ち着いていられる。
そろそろ精神科受診しようかなぁ

久々利
9か月前
2

フィクションは人を癒せるか。

あれ以来ずっと辛気臭い投稿ばかりですみません。 書くことで癒されている部分があるのでご容赦ください。 別アカウント立てて、そこを追悼専門にすればよかったなと今更ながらに思っていたりします。 まだまだ毎日一回以上は不意に襲ってくる悲しさの波に負けて、ひとしきり泣いてしまいます。 それでも……なんというか、泣きそうになる時にぎゅーっと胸に集まる熱くて痛い塊のようなものはだいぶ小さくなってきました。 わずかずつではあるけれど、娘の存在が私の中に吸収されつつあるのかなぁと思います。