ひと月と10日たちました。

私もむちゃくちゃ筋トレしました。
私も部屋片づけまくりました。
一人では気力がわかなくて、家事代行業者のおねぇさん二人お願いしました。
ひな人形とか、娘のためのちょっとかさばるアレコレも処分しました。
でも、礼装用の模造パールのセットとか、バッグは処分できませんでした。
譲る人もいないのにね。
あと、幼いころに描いてた漫画とかイラストも。
これ、私がとっておいてるの教えたら娘ちゃん「捨てろ~💦」といつも言っていたけれど、もう私が生きているうちは絶対捨てないからね。
まあ、彼女にとっては黒歴史だろうから、表には出さないと思うけど。うん、たぶんね。
文句があるなら夢にでも出て来なさい。出てきてよ。

最期に履いていたクロックスも袋に入れて押し入れにしまいました。
なんなんでしょうね。
あの、飛び降りるときに履物脱いで揃える謎作法。
調べたら、あれってなんかドラマがルーツらしいですが……
300円でばあちゃんが娘に買ってくれたクロックス。
最初は私が貰って、そのまま履き潰しちゃおうと思っていたんだけれど、履いて少し歩き出したら足の裏からなんかあの子の最期の感情みたいなものがせりあがってきてダメでした。

橋にはまだ行けていません。
まあ、あっちの方に行く用事、そんなにないからいいんですが。

仕事はあいかわらずやってます。
先月より、むしろ今月の方がダレちゃって困ってますが。
これが一人で話から起こしている作品だったら無理でしたが、幸い原作ありなのでなんとかやれてます。
原作担当の相方は「休んだら?」と言ってくれたけど、ウチの支払いをアテにしているスタッフさんたちにも申し訳ないし、残った家族養わないといけないですしね。
こんな運命に負けてたまるか、って気持ちもあるし。
でも、本音は……半年くらい何もしないで引きこもりたいです。

来年2月くらいになったら、夫とばあちゃんと三人でお疲れ様旅行に行こうかなんて話が出ていますがその前に。
今の原稿あげたら一人で2泊くらい近場の安い温泉宿に行ってきたいなぁと思っています。
あの子の関係の手続きから法事の仕切りまで全てやって、家事、仕事も休まずやってるんだから、これくらいは許されたい。
入院でもするように何もせずにぼーっとしていたいです。
ああ、でもやはり泣き暮らすんだろうなぁ。

趣味関係はだいぶ整理しました。
人に会うのが億劫で、週一通ってたECCも辞めました。クラスメイトが娘と同年代のお嬢さんばかりだったの娘を重ねてしまってきつくて。

第一報を受け取ったのが東京行きの新幹線だったのもあって、乗るのが怖くなって新宿の絵画教室も今月いっぱい休んでしまいました。
まあ、こっちはあと3回で講座終わるから来月はなんとか行ってみるつもりで来月の新幹線の座席は取りましたが。

それから。希死念慮はないけれど、死ぬのが怖くなくなったかなと。
それまでは、わりといつまで自分が生きられるか気にして、毎夜寝る前に自分のいまわの際を想像してはその時慌てないようなメンタルトレーニングをしていたというのに(苦笑)
死んだら娘に会えると思っているわけではないですが。
いや、会えたらいいな。そうしたら、死なせてしまったことを謝りたい。
でも、そうして期待してそれがなかったら辛すぎるので。
だから基本的に期待しない方向で。
結局最後には生物みんな通る道ですしね。
ただ、あの子がくぐった門なら恐れずくぐらなければ、みたいな覚悟ができたというか……。普通はたぶん、これ、親子逆なんでしょうけれど。


余談:すぐ上の死生観を形成するにあたっては、瀬名秀明:著「BRAIN VALLEY」の影響が少なくないかなと。
昔、ブームになった「パラサイト・イヴ」の作者さんの書いたSFです。




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