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「頼る」ってどういうことか

今年は仕事も恋人も失ったのに
悲壮感もやがて去って
肉まんが食べたい!とか、考えられるようになっている
シチューとかコロッケとか作って食べて喜んだり

お風呂に入って温まったぐらいで幸せだと感じられるような健やかさを取り戻した
何か解決したわけではないけど、私にしては上出来だと言ってやりたい


辛いことがあって
自分ではどうしょうもなくなったとき、心を預かってもらう
それを自分の意志で迎えに行く
その流れが頼るってことだと友人が言ってた

自分の気持ち投げつけたり、背負わせたりするんじゃなくて、"預ける"ってところ

その友人とはもう六年ぐらいの付き合いだけど
真剣に生きてきたからこういう言葉の表現ができるんだと思う

その真剣に生きてる友人は
時には逃げてもいいって言ってた


逃げた後、どうするかが大事なんだって
私が私を諦めない限り、できる最大限をすると言ってくれた

よくある友人に相談するときの
「話を聞くことしかできないけど..」とかじゃなかったから、私は本気で立ち直ろうって思えた

自分のためだけに自分を立ち直らせようと思えなかった中で、支えてくれた人のために立ち直ろうって思えた

私が元気になるのが一番の恩返しだし、それが唯一だと言ってくれた



逃げたとしても 最後には自分を諦めないことが大事だ

自分の不幸にかまけて卑怯にならないこと
人に言えないようなことはしない
悲しみを誰かに投げない

自分の苦しみを自分で癒す
「頼る」ということを学びながら

それができたらきっとすごく
大きく変われると信じて生きてきた

そんな今年ももうすぐ終わる

20代最後の年は、とても長い1年だった

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