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【茶ログ】カウンターで味わう和菓子

日本橋三越で開催中の「第76回 全国銘菓展」に立ち寄った後、ふと思い立って鶴屋吉信にも立ち寄ってきました。

鶴屋吉信とは

1803年創業の京都の老舗和菓子屋さんです。どこのデパートでも大体お目にかかれるくらい有名です。

カウンターで味わえる和菓子とは

京都の本店と日本橋のお店で、お寿司屋さん気分で目の前の職人さんにカウンター越しにつくってもらうことができ、出来立ての和菓子を味わうことができます。もちろん抹茶付きです。

和菓子を実演してもらい実食

和菓子を買ったことはあってもつくってるところを見たことのある人は少ないのではないでしょうか。そういう僕もあんなに綺麗な和菓子が何を原料にどうやって出来上がっているかは知りませんでした。

今回は求肥の和菓子をオーダー

3種~5種の中から1つオーダーできる仕組みということです。
よく上生菓子としてデパートで見かける綺麗な和菓子は白あんをベースに着色されて成形された練り切りと呼ばれる和菓子です。
今回は求肥でつくられた和菓子を頼みました。

目の前で職人の方が器用に和菓子をつくっていく姿に興味津々。

木ヘラで形を整える

サービス精神旺盛の模様で、他のお客さんもいたんですが、それぞれの目の前で和菓子をつくってくれました。こちらはこしあんから和菓子の花粉部分をつくられている様子。

あんを押し付けて花粉をつくる

それぞれの和菓子毎に違うサイズをつくり、最後にそっと各和菓子にのせていきます。繊細な作業ですね。

和菓子毎に違うサイズの花粉をそっとのせる

こちらは出来上がりの和菓子です。
梅をモチーフに外側は求肥、中はこしあんでできています。

抹茶と求肥の和菓子

見て楽しみ味わって楽しむ和菓子はいかがですか

甘い和菓子と抹茶は良くあいますよね。
今回は目の前でつくってもらっただけに、見て楽しみ味わって楽しめるという2度美味しい和菓子体験でした。

周りを見てみると若い方からご年配の方までいらっしゃいました。
お友達や外国人の知人の方をお誘いすれば喜んでもらえそうなので、日本橋で一服したいときに、一度はおすすめです。


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