【コンセプト】ウェブサイトリニューアル
会社創設15年目を迎え、会社のウェブサイトをリニューアルすることにしました。
そのプロセスは...?
①事業内容は年々変化するのに...
サイトは一度作ってしまったら、簡単に内容を変えることはできない。
それってなんかおかしい...。
建て付けやプラットフォームは変える必要はない。
でも、情報のスピード化や価値観の変化が大きい時代において、発信するメッセージや醸し出す空気感が顧客に届くように、顧客の価値観に届くように、日々変化させていくことはとても重要な要素だと感じています。
②高額な見積もり!がっつり作り込まれてもね...
ウェブサイトは誰もが作れるモノではない。
だからと言ってウェブサイトを作る側の利益重視のしくみは、ちょっと違う感じがしています。
大企業のサイトと中小零細企業のサイトでは、お金のかけ方が違います。
でも、サイト構築してくれる企業は、大企業向けのしくみがベースになっていて、中小零細に向けたサービスが多くないのが実態です。
大企業のサイトの方が一件あたりの単価が高く、効率が良い。
でも、中小零細の案件の方が絶対的に多いし、資金力がない企業ほど変化のスピードは早い。
そのスピードが伴う変化に対応できるようなCMS(コンテンツ管理システム)を導入してくれるような企業にお願いしたい!と強く思っていました。
③資金、どうする?
とはいえ、サイトをリニューアルするにはそこそこ資金が必要です。
そこで今回は「小規模事業者持続化補助金 コロナ特別型対応」を申請することにしました。
申請書類を作ることから始まりますが、これがもー大変。
でも、コツを掴めば専門家に頼まなくても不可能ではありません。
達成することへの熱量こそが何より必要だと感じました。
④採択されました!
無事採択されました!
採択された事業内容の経費のうち、3/4が補助される「コロナ特別型対応型」。加えて「事業再開枠」というのがあり、新型コロナウイルス感染拡大防止のために必要な経費(マスクや消毒費用など)が100%補助されます。
おまけに、採択された金額の50%が事業完了前に振り込まれるという、とても助かるしくみでした。
⑤何をしたいかを箇条書きにする
さあ。いよいよサイトリニューアルの実務です。
ウェブ制作会社に依頼するためにも、
・目的
・過去のサイトからどう変えたいか
・どう運用したいか?
を明確することが絶対的に必要です。
とにかくひたすら書き出して、分類して、箇条書きにまとめました。
⑥どんな仕組みが必要かを考える
サイト内のどの部分を変更したくて、何を変えなくて良いかを明確にします。
ここはシステムの内容になるので、ここがずれると時間も費用も嵩みます。
これ、とっても重要です。
⑦何を基準に業者を選ぶか?
⑤⑥の内容をベースに、それを叶えてくれるウェブ制作会社を選択します。
必ず複数のウェブ制作会社に提案書を送り、見積もりを取ります。
ウェブ制作会社にも得意・不得意があるので、自分の業種をしっかり説明することも大切です。
⑧サーバの選定
15年前に契約したNo.1企業のサーバをずーっと使ってきましたが、今後の事業展開にふさわしいサーバかというと、そうではなかったみたいです。
これが分かったのもウェブ制作会社の方が指摘してくださり、今後導入したいしくみを見据えて、適切なサーバをご提案くださいました。
今まで使っていたサーバと比較して、使えるプログラムの種類も多いし、費用もびっくりするほどやすい。どれだけ無駄な費用を払ってきたことか...。
本当に助かりました。
⑨しくみが完成!
いよいよしくみが完成しました!
あくまで空箱ができただけ。
このサイトが大きなビジネスを呼び込むか、はたまた絵に描いた餅になるかは、
コンテンツをどう作るかが重要です。
サイトは全てテキストによって検索されるので、見た目のイメージ画像も大事ですが、それにつけるファイル名やサイトを構成する記事を、検索キーワードをベースに作り込むことがとても大切なのです。
まさに、これからが勝負!
⑩過去のメールを捨てまくる!
通常サーバを変更するときは、メールデータを移行します。
でも、10年以上ためにため込んだメールは、サーバに大きな負担を与えてしまいます。
そこで、メール捨てまくり作戦を実施!
5年以上前の案件や、無駄に受診していたメルマガを徹底削除。
その後にメールデータの移行作業を行いました。
いつか使うかも...というデータは、使った試しがありません。
これはある意味「断捨離」。
クローゼットの断捨離と同じ方法がとても効果的でした。
そんなこんなで日々進化中の我がウェブサイト。
本質は、個々のビジネスの目的をきっちり表現すること。
やっぱコンセプトが何より大事なんですね。
そしてこのプロセスを通じて、新しい時代のウェブサイトのあり方について、改めて考えさせられました。
今後の弊社ウェブサイトの展開をご期待ください。