見出し画像

HSS型HSPの私の恋愛受難②

HSS型HSPの心理カウンセラー まつりです。

薬剤師を25年 心理カウンセラーを10年やっています。

HSS型HSPの私が自己表現の壁を乗り越え、

自己実現に取り組むプロセスを記録しています。

非HSPの両親の結婚生活にあこがれを抱くことなく大きくなった私ですが

恋愛には早い時期から興味がありました。

中学時代は2年間の片思い。

ひっそりと見つめるだけの初恋は卒業と同時にフェードアウト。

ところが、高校生になったある夏の日

その片思いの彼と偶然同じ電車になったのです。

消えたはずの「好き」が再燃し

後日、思い切って彼を花火大会に誘いました。

実は彼もずっと思っていてくれたことが分かり、お付き合いをすることに。

初めて出来た彼氏。2年間ずっと好きだった人。当初は相当浮かれていて

頭の中はお花畑だったと思う 笑)

なのに、気持ちがあっという間に覚めてしまった。。。

今風の言葉で言うと「カエル化現象」?

優しいけれど無口でシャイな彼に物足りなさを感じるようになり、いろんな人と「恋」をしたい!と思うようになった私は、この退屈な日々が途端にイヤになってしまいました(極端!)

気質を理解した今では分かる。

「手に入らない」「片思い」と言う状況がHSS型HSPの私にとっては刺激だったんなだってことが。

花火大会に始まった初恋は翌年のバレンタインに強制終了。

彼にお別れの手紙を渡したっきり、そのまま終わってしまいました。

初めての恋は何をどうしたらいいのかが分からなかった

気持ちを伝えあうことや愛情表現をし合うこと

相手の幸せを喜び、お互いが辛い時は寄り添い合って一緒に乗り越える

些細な瞬間を共有し合う

そういう愛情活動が私は全くできなかった。

自分が、自分が、自分が、、、の幼い恋。

最近、HSS型HSPは好きな気持ちが強ければ強いほど、

付き合いだしたら飽きるのが早いと聞いて、

長続きしなかったのは気質にも影響を受けていたんだ…

と驚いた。

あの時、自分がHSS型HSPだと気付いていたら…?

多分同じ選択をしたと思う。

飽きっぽくて刺激がないと生きていけないHSS型HSPの私は、初恋を実らせ若い時に結婚すると言う選択はしなかっただろうと思う。

いろんな人といろんな恋、経験をしたかった。

ただ、自分が気質を知っていたら、彼にもっと思いやりを示すことが出来ていたと思う。そこは今でも後悔しているところです。

次に付き合ったのがラグビー部の彼

おしゃれでモテる人だった。

なぜか彼の方から近づいてきてデートをするようになった。

「付き合ってください」「好きです」などの分かりやすい告白がなかったので

自己肯定感の低い私は「なぜ私?」と不思議でしょうがなかった。

一緒にいても「○○は女の趣味が悪いなあ」と陰で言われているような気がして人の目が怖かった。

これも人が自分のことを悪く言っているはずと思ってしまうHSPの気質ゆえ。グルグル思考はその頃から馴染み深いものになった。

彼は女好きだった(一番あかんやつやん)

2人でいる時に私の親友がエロいとか、他クラスの可愛い女の子の話をよくしていたな。

かっこよくて刺激がいっぱいの彼に夢中になったけど、彼の気持ちを最後まで信じることができずに自滅。

「好きな気持ち」と「愛されるはずがない」の綱引きで心の体力が尽きてしまった。

今振り返ると、さみしかったんだと思う。

「ねえ、他の女の子を見ないで私を見てよ」

かわいくヤキモチを焼くことができなかった。

「さみしい」と思った瞬間、体がキュッと硬くなる。

それを感じてしまうと、

私は誰からも愛されない可哀想な女であることを認めてしまうような気がして怖かった。

ずっと一緒にいたかったけど、24時間年中無休で湧き上がるさみしさをコントロールできず、なげやりな態度を取ってフェードアウト。
ものの見事に自滅した。

そこからはパターンの繰り返し

刺激が少ない誠実君(HSPの好み)には退屈を感じてしまい破局

刺激過多なナルシスト君(HSS好み)を信じることができず自滅して破局

そうこうするうち「どんな人が自分に合うの分からない」と言う恋愛暗黒期に突入

結婚生活への憧れは微塵もなかったし、薬剤師をしていたので一人で生きていけるという変な自負が結婚や子供を持つと言う人生の大きな選択を後回しにした。

得意じゃないことからは逃げていた。

37歳の時「サーファー、バツイチ、女好き、違法薬物常用者、ナルシスト」

な男性にドはまりしてしまい

これはもう…

「どげんかせんといかん!!」(東国原英夫さん風)と

心理の世界に飛び込んだ。人生切羽詰まってた。

そこからはもう必死

心理学を学んで自分の謎がどんどん解明していった。

つづく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?