アーティストデートvol.2 深澤直人「Tako」シリーズ
お立ち寄りいただきありがとうございます。
HSS型HSPの心理カウンセラー・まつりです。
薬剤師を25年 心理カウンセラーを10年しています。
HSS型HSPの私が自己表現の壁を乗り越え自己実現(創作)するプロセスを記録しています。
ある日の広島
フラッと立ち寄ったモールで衝撃の出会いがあった。
◎一目惚れならぬ「座り惚れ」
その時の気持ちを一言で表すとしたらまさにそれ。
「なんて座り心地がいいんだろう。身体の力が抜けていく…」
タコ?
そうです、あのタコです。
独特のフォルム
タコの足のかたちに似ていませんか?
◎面白い!遊び心があってすごくスキ。
広島が誇る老舗の家具メーカー・マルニ木工の会長さんが90周年の時に、100周年には「HIROSHIMA」を超える椅子を作って欲しい。とお願いしたことがきっかけで誕生したそうだ。
「HIROSHIMA」と言えば、広島サミットで各国首脳が座った椅子として有名。
それを超えるもの。。。
深澤さん「彫刻作品のような家具を作ってもいいですか?」
会長「面白い!ぜひお願いします」
そんなやり取りから10年…
彫刻のような家具が出来上がった。
◎ストーリーがあるところもスキだ。
創り手の熱意を感じると、こちらも自然と背筋が伸びてくる。
Takoシリーズはそこにあるだけで空間を一気に変える力がある。
そうか、彫刻のような家具ってそういうことなんだ。
こんな素敵な家具で生活できたら毎日がもっと豊かになりそう‥(うっとり波発生)
一緒にいた主人に
「ねえねえ、すごい椅子見つけたよ、ちょっと座って」
「どう?どう?座り心地最高じゃない?」
同意を期待した目で見つめる私。
「…う~ん、よ~分からんね !」(あっさり)
そうだった。
主人は家具に興味がないのだった。
椅子は椅子。
大きな違いはないと思っているタイプ。
心の中のうっとり波がサーーッと引いていく…笑
感性がマハンタイの私たち。
こんな夫婦を受け入れます(言霊効果)
気を取り直し、スタッフさんに「Tako」が出来上がる工程を聞いた。
機械で作ったあと、最後に職人さんが一脚ずつ手仕事で仕上げる。
椅子のアーム部は大きな木を少しずつ手で削り、世界に一つしかない美しい曲線が生まれる。
「ここが大変な作業なんです!
職人泣かせだけど腕の見せどころなんですよ」
スタッフさんの説明に力が入る。
販売している人が力説するものに間違いはない。
◎金額は大そう立派で、私たちが買えるものではないけれど、体験させてもらえたことがありがたかった。
宝くじが当たったと仮定してこの家具と生活しているところを空想してみる。
何とも言えない豊かな気持ちになる。
(うっとり波最大)
今日のアーティストデートは費用0円
お金がかからない楽しみ方。
探せばたくさんあるなと思った。