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NGワード:お母さんゲームなんて興味ないからね

さっきどこかでみかけたこれ。

「お母さんゲームなんて興味ないからね」

別に主語は「お父さん」でもいいんですけど、

これ絶対言っちゃダメです


3歳頃までは「お母さん行っちゃうよ、おいで」って言えば子どもは方向転換をしてくれたんですが、ゲームをする年齢だとこの方法は通用しません。


それどころか、「お母さん・お父さんはあなたに興味はありません」と言っているのとおなじです。


以前書いたように「ゲームで楽しむように後押ししているのは、保護者や先生」です。


なのに、急にあなたには興味ありません。って言われた子どもの心はどうなるでしょうか??


これについてはいくつかの児童精神科医が、

「ほどほどにゲームに興味を持つ
「ただし全く知らないで質問ばかりだと子どもはうざがる

というアドバイスをしています。


関先生の本もご参考に


ゲームプレイヤーの4分類


また、Bartle(1999)によればゲームプレイヤーは以下の4つに分類されます。

  1. Achievers(達成者)

    • ゲーム内の目標やチャレンジを達成することに重点を置く

    • 得点やレベルアップ、アイテム収集などに熱心

    • 自己のスキル向上やゲーム内でのステータスを追求

    • 他の誰よりも先にクリアしたい

  2. Explorers(探検者)

    • ゲームの世界を探索し、隠れた場所や秘密を見つけることに興味がある

    • ストーリーや背景情報、ゲームメカニクスの理解を楽しむ

    • 新しいコンテンツや知識の発見を重視

    • 他のプレイヤーへの関心は低い

  3. Socializers(社交者)

    • 他のプレイヤーとの交流やコミュニケーションを楽しむ

    • チャットや協力プレイ、コミュニティ活動に積極的

    • ゲーム内での友情や社会的ネットワークの構築を重視

    • 他のプレイヤーを打ち負かすことに感心が薄い

  4. Killers(キラー)

    • 他のプレイヤーに対しての競争や対戦を好む

    • PVP(プレイヤー対プレイヤー)や対戦型イベントでの優位性を追求

    • 勝利や他者を打ち負かすことに快感を覚える

    • ルールの抜け道を見つけて他のプレイヤーを出し抜きたい


本当は5つ目に、artistとかcreatorとかdivineといったマインクラフトやCities: Skylines等で世界を創造することだけが好きな人も分類したいのですが。


この4つのどれに分類されるかを「見る」つまり簡単なアセスメントをおこなうだけでも、子どもと話しやすくなるかもしれません。


「好き」は神聖な領域

推しについてあれこれ言われたくないですよね

それはあなたも子どもも一緒です






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