子供のケアと発達における父親の役割:思春期編
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思春期
危険な行動
引用者によれば、父親の関与は青年期の危険行動の可能性の低下と関連しているようです。また、父親が介入することが父権主義の低下と関連しているとも。つまり、対話をすることで押しつけじゃない介入になっていると。、ただ、お国が違うので危険行動ってドラッグやアルコールだったりと、、(※アブストのみ確認)
https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0192513X05285296
これに類似した研究は何度も見かけており、どうも父親の介入は危険回避に大きく寄与する可能性があります。
思春期のうつ
引用者によれば、父親の関与で思春期の男女ともにうつ症状が軽減されると予測されているようです。(※アブストのみ確認)
メタ分析
引用者によれば、父親の子どもへの積極的な関与が子どもの発達に多くの肯定的な影響を与えるとしています。特に、行動問題の減少、認知発達の向上、心理的問題の低減、経済的不利の軽減などが観察されました。これらの効果は、社会経済的ステータス(SES)による影響を考慮しても変わらず、積極的な父親の関与が子どもたちの社会的、行動的、心理的な成果に良い影響を与えることが示されています。(※アブストのみ確認)
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/j.1651-2227.2007.00572.x
引用者によれば、父親が介入することで10代の妊娠の低下、早期の性的経験のリスクを下げるともされています。ただし父親の質が悪い場合は危険な性的行動を行う傾向があるともされています。(※アブストのみ確認)
参考文献
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