愛され方を知る⑤

※このnoteは、制作中の作品「愛され方を知る」の原稿である
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up to you｜角田尭史｜midnight sun代表取締役｜note

「面白い人と繋がりたい」
「面白いことをやっている人と繋がりたい」

よく聞く言葉だ。
人生に面白いことが多い方がいいのは明白なので、自然な欲求だろう。

実際、面白い人、面白いことをやっている人と繋がる場はたくさんある。
どの街に行っても、賑わっている場所のイベントや飲み屋街のバーやスナックに行けば大体面白い人はいる。

また、夢とかビジョンとかを持って行動している人はかっこいい、と一般的には言われている。
そこに惹かれて夢とかビジョンを持ち始める人もいる。
それは素敵なことだ。

だが僕は、そういったものにあまり惹かれなくなった。
面白いことや面白い人、夢とかビジョンを求めることがなくなった。

人生に対してやる気がないわけではなく、むしろやる気は高水準で保っている。
と思っているだけだが。
でも、やる気と夢が必ずしも一致するとは限らない。

一般的に「チャレンジしている＝やる気がある」と思われがちだが、やる気は全然違う場面でも発揮される。
現状維持だってやる気がないことには達成できない。
現状維持は案外難しい。

かつ、面白いことをやっている人と繋がるのは、いわばその人の肩書きや結果と繋がるということだ。
その人自身ではない。
行動から人格が滲み出るのはよくわかるが、だったら最初から人格を見てあげればいいじゃないか。