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私、不登校になるかきまるねん!

ある女の子と話していたら

「○月○日で
 私不登校になるか決まるねん!」

と、言っていて
??
となりました。

「出席日数が何日とかできまるの?」
と聞いたら

「ううん。
 10月は2回しか学校いってないねん!」
とのこと。

「じゃあ、自分が決めるってこと?」
と聞くと

「そう!」

それを満面の笑みで、力強く言うのです。
ご両親と
何か決め事をしたのかもしれないです。

「いいやん!」
と私は言いました。

「勉強は、○○ちゃんがやってる、すららっていうのをやろうと思うねん。」
とのこと。

彼女の中ではどうやら
すでに自分は不登校で生きていく
っていうのが決まっていて
学校に行かないという選択ができることを
心から喜んでいる様子でした。

あんなに嬉しそうに
なんの不安もなく
不登校という選択を喜んでいる子を
見たのは初めてで。

本当によかったねと思います。

ここまでくるまでに
葛藤もあったかもしれない。
ご両親も本人も。

でも、彼女のその姿の裏にあるのは
不登校を選択している
友だちと仲良くなれたこと。
友だちはホームスクーリングで学んでいます。

それから
ご両親。
きっと彼女のどんな選択も尊重される。
そのことが彼女もわかっているから
あの笑顔だったんだなと理解できます。


まだまだ世の中は
学校行くのが当たり前で
行かないのはよくないこと
みたいな考え方になりがちです。

だけど
私には友だちがいる。
お母さん、お父さんがいる。
信頼し頼れる人がいるなら
強く生きていけるんだと思いました。

自分の選択を心から喜び
自分自身を喜んで生きる
そんな子どもたちが増えたらいいなと
願っています。

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