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オデコにキッス

なにから書き始めよう。

とにかく今、我が子がかわいくて仕方がないのです。ポイントは「今」。赤子のときよりもはるかにかわいい。
3歳と5歳。
永遠にこの年齢のままでいいんじゃないか、君たち。

5年前の私に伝えたい。
「大丈夫、頑張りすぎないで。なにより自分を大切に。5年後のあなたは子育てに楽しさを感じています」

子育中は楽しいと思えることがなく、気づいたら子育てが終わっているのだろう。本気でそう思っていた。

しかし、自分の気持ちや思っていることを言葉で伝えられるようになってきた彼らと過ごす時間が楽しくなってきた。一生懸命話す様子、使う言葉、豊かな表情、そして時折触れる、彼らの純粋な優しさ。
子どもが泣く理由はこれだったのか。こんなこと考えていたんだ。これが嫌だったのか。今まで私が知りたかったことを自分の言葉で話してくれる。

相手の気持ちがわかると安心する。今までは分からなかったからしんどかったのも一理あるのかもしれない。

子ども達がかわい過ぎて、すれ違いざまにキスする。前髪を上げて、キスをする。にっこりしてくれたり、嫌がられたり。その反応で子の今の気分がわかる。かわいくて、かわいくて母はどうしてもしたくなる。それもおでこに。

おでこにキスってとても大きな愛情表現に思える。それは口づけよりも深い愛情。私は神社で結婚式を挙げた口なので、式中での誓いのキスはもちろん無かったが、もしあったら絶対におでこがいいぜ。

今日も愛しくておでこにキス、キス。

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