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シーズン開始です。

10/13

14日に奥多摩の友人宅へ前泊で瑞牆に行く予定があった。

その前日、友人宅へ向かうついでにどっかで登ろうと思い、まだ行ったことのなかった裏御岳。

目当ては飛雄馬とか。正直あんまり知らない。ミジララもやりたいかも。

家の方では雨がそれなりに降っていたので心配だけど、そんなことより5月ぶりの岩登りがしたいばかりだった。

前日にメンタルブレイクする事案が発生したのでとりあえずなんかメインエリアを外れて人に会いたくないのもあった。人の多い岩場あんまり好きじゃないし。ロッキーボルダーに足を運ばない主な理由が割とそれ。

雨降って欲しくないなーとか思いつつゆっくり起きたので12時にまだ青梅にいた。ゆっくり寝たし多分体は動く。

この後ドロドロにされる荷物

沢井駅に着くと,磁気券しか持ってない外国人がICカードのタッチパネルしかないことに戸惑っていたので声をかけて駅員に連絡してみたところJapan rail passというインバウンド旅行者向けの切符だったみたいだったので素通りOKとの事だった。ちょっとだけ案内ほしいよねー。
その外国人は沢井酒造の見学に来たとのことで,話しながら歩いていたがエリアに歩く途中で小雨が降ってくる。ネットで1晩調べたマップと情報をとりあえず一番奥のおむすび岩まで向かう。
裏御岳はマシな方だけど、正直こういうところのボルダーの方がアルプスの登山道周辺とか、辺鄙な場所にあるやつより情報が得にくい感じがする。クライミングと同じくらい検索能力だいじ。

岩を見つけたものの変な方向からアプローチしたので薮漕いだらドロドロになった。パッと見でわかる濡れ方、ホールドから水が滴ってる。光りすぎてティックかと思った。

ミジララテスタをトライするも中間部びしょびしょ、抜け口は苔と泥でどうにもならなさそうだったのでやめる。目に付いたので圏外(3/4段)の下部、3Gのスタートに合流するとこまでを頑張ったらなんとか繋げられたので満足感は得られた。

上部がこれはしんどい
近くに行くと結構大きい



しかし上まで行くわけにいかなさそうなので撤収、ざぶとん岩とかを探すも、水量が多かったり草木が多すぎて川に上手く降りられず断念。冬にくるべきっぽい。

雨が強くなってきたので荷物を置いて沢筋を歩いてみた。


ヤマアカガエルとかいた。かわいいね。

多摩川本流まで降りて沢井から御岳のエリアを眺め、鵜瀬岩のバリエーション課題を眺めて、友人の迎えを待つべく奥多摩駅まで移動。試験まで間もない宅建の勉強とかしてた。

友人の家に行ってからは置いてあるビールとかもらって,翌日の相談。当初瑞牆へはエンクラじゃないけど様子見のつもりだったものの,やる気がみなぎってきたので3時半起床になった。


道中で見た八ヶ岳。

7時頃現地に到着して,最初にとりついたのは瑞牆カルマ。シーズン初めの一課題目が初めて触る二段というのもなといいつつ,ロケーションの良さと課題のかっこよさがマッチしていてとても魅力的。
時間が経つとともに湿気が出てきてフットホールドが濡れてきて敗退。乾いててガンガン踏めたらもうちょっと勝負できそう。てか初手以外はがたたなかったので,実際のところはしっかり敗退。

瑞牆カルマ
課題のすぐ横にあるカサメリ沢の小さな滝

日も上がって明るくなったので少し移動して大面岩下エリアへ。まともなアプローチが久々なうえ,半袖なのに暑すぎて息が上がった。この日はとてもいい気温だったもののなんとなく湿気の多い日で,雷帝を見ても上部がびしょびしょで見ただけだったりした。
上がってネズミオンをやるも離陸で精いっぱいで動けそうにない。かなしい……。


右手の掌底側が濡れててしっくりこない

ハレまで上がって休憩。ハレ触りたかったのに初手もリップもびしょびしょで見ただけ。絶対ないと思ったけど翌日背後霊登ってる人がいて嘘だろってなった。コンディションの悪さを押し通すゴリ押し力がひたすらほしい。

空洞とかベシミとか青い日とかみてベシミやりたくなったのでベシミ。
カンテまではゲットしたけどアンダーカチはバラシでしか止まらず。これもだんだん湿気ってきたのと右ヒールが本当に痛くなってきたので敗退。
次に青い日。めちゃくちゃ得意系のはずなのに抜け口がべしゃべしゃにぬれてて終了。


ハレの岩

出来そうなものが無くなってしまったので一気に降りて皇帝岩で色々触った。皇帝もヴォックもできるイメージがわかない。あとフリークエントフライヤーズ触った。午後になって暑いし湿度も上がってきていまいち。

最後は初めて言葉と物をやった。暗くなるまでやってカチどりが謎で終了。もっとゆっくり出たいけどなんか持ててなくてよくわからなかった。


最近のベストクライミングフォト

とにかく歩きまくった二日間だったのだけど,かなり満足感のある時間だった。現地まで連れて行ってくれたり,同じ課題をトライできる友人の存在のありがたさが身に染みる。

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