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家を建てる際、第三者に相談できるサービスを作りたい!

家づくりのモヤモヤを解決したい。このぞです。
noteクリエイターサポートプログラムの応募にあたり記事を書いていきます。

家づくりのモヤモヤを解決したいと思ったきっかけ

以前わたしは、インテリアコーディネーターに従事していました。そのため友達から家づくりの際の相談をうけることがよくあります。
「今、家を建てていて、いろいろ打ち合わせしてるんだけど、何をどう選んだらいいのかさっぱりわからなくて…」とか。
「今度、自宅をリフォームするんだけどどの家具が合うかな?」など。

そんなふうに相談を受けるうちにある疑問が湧いてきました。
自分が建築の業界に携わっていたり周りに聞ける人がいたらいいけど、そうじゃない場合はみんなどうやってこの疑問を解決してるんだろう?

家を建てるとかリノベやリフォームすることは一生のうちに何度もあることではないです。
高いお金を払ってる上に何が何だかよくわからないし、職人さんや担当の営業マンにはちょっと聞きづらい人は多いのではないかな?と思いました。

そこで、仮説立てたこの問題を深掘りするために実際に家を建てた人にインタビューをしました。

インタビューのレポートはこちら

知り合いや友人などにも引き続きインタビューを継続していますが、ひとまず5名の方のレポートをまとめています。

インタビューを通して、「家づくりの際に生じた疑問を解決できずに困ることがある」ということはかなり確信が持てる問題だとわかりました。

どんなサービスを立ち上げたいか

簡単に言うと、「専門家が答える家づくりに特化したyahoo知恵袋」のようなサービスです。建築士や設計士、インテリアコーディネーター、現場監督、大工さんだけでなく住宅ローンに強いファイナンシャルプランナーなどに個人で登録してもらい、家づくりに関して知りたい内容を答えてくれる専門家にユーザーが直接質問をします。

インタビューの中でも、実際に住んでみてもっとこうすればよかったと思うところがあり、第三者に間取りなどをみてもらい相談したかったという声がありました。

家づくりに関する無料相談などは各社さまざまな形で行われています。しかし、目的は「うちで家を建ててほしい」という売り手側の営業の一環であることがほとんどです。

単純に、わからないこと、疑問に思うこと、相談にのってほしいことを専門家が解決するのみでその先に何か営業につながることは、ユーザーが求めない限りありません。
疑問が解決したらその相談は終了とします。徹底的に第三者からのアドバイスを求めているため、個人の専門家に特化させます。
相談は、オンラインで完結するのでどこかへ出向く必要もありません。相談した人が相談された人を評価できるしくみを作ります。相談者が月額制でサービスの利用料を支払い、相談をうけた専門家に収入がはいります。


解決したいもうひとつのモヤモヤ

家づくりのモヤモヤを解決したいのはもちろんですが私がこのサービスを立ち上げることで解決したいもうひとつのことがあります。
「経験や資格はあるけれど、建築の業界で活用できていない人たちが活躍できる場所を作りたい」ということです。

日本建築士会連合会が公表しているデータによると、2020年の一級建築士の登録者数は約37万人でした。しかし、実際に一級建築士で活躍している人数は、国土交通省が公表したデータによると登録者数の半分以下に過ぎません。
インテリアコーディネーターなどの資格に関しても同じことが言えます。そのため、建築に関しての資格や経験はあるが、第一線では働いていない人がたくさんいると考えます。

また、建築の業界は勤務時間が長かったり、休みが思うように取得できなかったりと、ワークライフバランスの推進が進んでいるとは言えません。

建築業界全体として休みが少なく、特に施工管理など現場に関わる職に就くと週休2日はほとんどとれません。
2017年に国土交通省が公表しているデータによると、建設業で週に2日休みが取れている割合は全体の1割以下となっています。

参考資料:建設業における働き方改革(国土交通省)https://www.mlit.go.jp/common/001189945.pdf

わたし自身も、子育てをしながら建築デザインの会社に転職活動をした際、「子どもがいるならうちじゃ無理だよ」とか、「なんでそんなに早く出産したの?」といった言葉を何度か面接で言われました。仕事と関係ないのになぁと、とてもやるせない経験でした。

ただ今思うと業界の実態についてよく知らない私に「建築の業界は激務だから子育てとバランスを取るのは難しい」という現実を伝えただけなのかもしれません。

子育てだけでなく介護や定年などさまざまな理由で現場から離れてブランクがある方にも、このサービスが建築の専門家として活躍できる場になればと願っています。

支援を希望する内容と時期について

サービスの開発にあたり、100万円の支援金を希望します。
資格や経験のある建築士やインテリアコーディネーターの方に専門家の登録をしてもらうため、note placeを活用して告知イベントなどを開催したいと考えています。活動の時期としては、来年中にはサービスをローンチしたいと考えているため2023年末までの支援を希望します。


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