師弟の関係性

ボクシング業界の次は体操業界が、あわただしいことになっています。

今は国際的にハラスメントの問題をどうするかの過渡期にあるから、日本でもパワハラ、セクハラの問題が出てくるのは仕方のないことですよね。

むしろ、全ての事態を確認して、新しいルールや暗黙の了解を作り上げるいい機会じゃないかなと思います。

ただ、個人的には今回の体操、特に宮川選手と塚原夫妻の言い分が食い違っていることについて、個人的に意見を言いたいなと感じました。

スポーツ業界と体罰の問題は切り離すことができない問題だと思います。過去を振り返ると、指導につながる体罰は正しいと考えられていた時代が長く続いたからです。

だから、今回の問題もどの程度の体罰が起こったかを調査して、判断を下すべきなのではと考えます。

塚原会長夫妻が言うように、馬乗りになって手を挙げていたり、髪を掴み引きずり回したことが事実であれば
残念ながら、少し現場から離れてもらうしか解決法が無いような気がします。

もしも、反省をして馬乗りをしなかったとしても、体罰そのものを辞めることは難しいように思えるからです。

しかし、宮川選手が言うように、激しいものはなく軽度の体罰であれば、今の処置は厳しすぎるのではと感じます。

体罰がいけないということは僕も同意見ですが、体罰を行っていた人を全て追放したら問題が解決するわけではないと思います。改善の見込みがある人は、しっかりと反省してもらいこのままコーチを続けてもよいのではとも考えます。

特に、速水コーチの様に18歳の若い選手から、厚い信頼を置かれているならなおさらです。


体操協会は第三者委員会を設置して、詳しい調査に乗り出すと話をしています。ぜひ、体罰の程度を調査後、速水コーチに適切な処分をしてもらいたいと願っています。

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