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だから病むんだ日本人

私は日本生まれ。東京都生まれ東京都育ちだ。そんな私が幼少期から思う日本人の第一印象は「病んでいる」だ。幼少期から都内の電車で通学していた時期があった。子供の頃から車内で目撃する「痴漢」。病んでいるなーと思った最初のきっかけだった

痴漢が多発している満員電車



当記事ではマレーシアに移住した私が日本人として腹を割って日本社会や日本人に対して思うことや外国人の方々に伺ってきた日本人に対しての印象などを話していこうと思う。決して今日を一所懸命に日本で生きている皆さんや現在、体調や身体を病んでしまっている方をバカにするような内容ではなく皆さんが普段自分で気がつけないことを何かの気づきにして欲しいとの思いで綴ろうと思う。深呼吸しながらゆっくりそっと読んでみて欲しい

ゆっくりくつろいで読んでください




“日本人とは”

日本人の国民性は多くの要素から形成されていますが、一般的には勤勉さ/忍耐力/礼儀正しさ/集団主義/そして高い技術力や美意識を持つ傾向があります。また、伝統と革新を組み合わせた文化や、地域社会や家族への強い結びつきも特徴的です。これらの定義としてはそんな間違った感じはしないと思う

むかーしむかし…江戸時代の日本では、農耕社会が基盤であり、身分制度が厳格でした。人々は自己主張を抑え、上意下達の関係が強く、忠誠心や責任感が重んじられました(要は今より昔の方が自由がなく堅苦しかった)。一方で、武士や商人などの階級間の格差が顕著で、社会の底辺に位置する人々も多かったです(今より格差が半端なかったわけだ)。

江戸には身分制度があって上下関係が明白だった



暮らし模様では、町人文化が花開き、芸術や娯楽が発展しました。また、庶民の間では風呂や遊里などの独自の文化も根付きました

江戸の暮らし


現代の日本には、江戸時代とは異なる一風変わった習慣や風習もありますよね。例えば、「カプセルホテル」という小さな個室に泊まる宿泊施設や、独特のアニメやマンガ文化、さらにはユニークなイベントや祭りなどがあります。それらは世界に花開き世界中から愛されていますよね

現代の日本には存在しないが、江戸時代には一般的だった習慣や風習もいくつかあります。例えば、身分や地位に応じた礼儀作法や服装の規則、年中行事や季節ごとの風習などが挙げられます

江戸の町場



また、江戸時代には座敷遊びと呼ばれる娯楽がありました。これは家庭や寺院などで、狂言や能、茶の湯などの芸術を楽しむ行事でした。現代では一般的ではありませんが、伝統芸能を愛好する人々もいます。また、江戸時代には、江戸時代のみならず、日本の古代から中世までの日本文化の特徴の一つである和歌や俳句などの短歌もありました

と、少し長くなりましたが昔の日本はこんな感じだったわけです。そこをベースに現代日本人を考えてみましょう

現代の日本人が病んでしまう理由は複数あると思いますがその一因として、社会的な圧力やストレスが挙げられます。競争社会や長時間労働、高い期待や責任などが、精神的な負担となりうつ病や不安障害などの心の健康問題を引き起こすことがあります(日本人は日常生活の中で不安定な社会基盤の中で心理が不安である時間が長いのかも)

イライラするは心のバランス崩すサイン



また、孤立や孤独感、人間関係の希薄化も病気の原因になることがあります。高齢化や核家族化が進む中で、家族や地域社会との絆が薄れ、孤独感を抱える人が増えています

孤独にならないこと!



さらに、テクノロジーやソーシャルメディアの普及により、情報過多や比較意識、自己肯定感の低下も心の健康を脅かす要因となっているそうです


その中でみなさんがよく口にする「ネガティブ」って言葉が指す具体的な意味って何か?私なりにざっと並べてみます

1. **自己孤立化**: 孤独感が強いとき、他人との交流を避けて自己孤立化する傾向があります。これは、社会的な孤立感や孤独感を深めることがあります

2. **依存行動**: 孤独感を埋めるために、アルコールや薬物、ギャンブルなどに依存することがあります。これは、身体的、精神的な健康を損なう可能性があります

3. **消極的な行動**: 孤独感が強いとき、自己肯定感が低下し、行動力が低下する傾向があります。活動を避けたり、自己成長や挑戦を避けることがあります

4. **精神的な問題の増加**: 孤独感が強いと、うつ病や不安障害などの精神的な問題が増加する可能性があります。これらの問題は、孤独感を増大させる負のスパイラルを引き起こすことがあります

辺りなのかなーっと思います。都市部にいると多数の中の孤独を感じるし田舎にいると少数の中で孤独を感じるのだと思います

では、それらの改善方法はあるのか?自分なりに考えてみました

1. **人間関係の構築**: 新しい友人や仲間との関係構築を試みることが重要です。趣味や興味を共有するグループやコミュニティに参加することで、新しいつながりを築くことができます

2. **心理的なサポート**: 心理療法やカウンセリングを受けることで、孤独感や精神的な問題に対処するサポートを受けることができます。専門家の助言や指導を受けることで、自己理解や自己肯定感を高めることができます

3. **健康的な生活習慣**: 適切な栄養、十分な睡眠、適度な運動など、健康的な生活習慣を身につけることで、精神的な安定感を得ることができます。これにより、ストレスや不安を軽減し、心の健康をサポートします

4. **自己成長**: 興味を持つ新しいことに挑戦したり、趣味やスキルを開発することで、自己成長を促進することが重要です。自己成長のプロセスは、自己肯定感や満足感を高め、孤独感を減少させる助けとなります

5. **ボランティア活動**: 社会貢献活動やボランティア活動に参加することで、他者とのつながりを深めるだけでなく、自己肯定感や生きがいを得ることができます

と、私が思うに”孤独にならずなんかしらの形で社会と関わり健康的に生きること”が病まないメカニズムなのかもと思った。江戸の堅苦しい身分制度などは現代社会にはないが一方で人が人に対して「無関心」であることも人が人の心の体温を冷ます一因なのかとも思った。江戸時代はスマホも無く不便だったが今よりも病んだ人は相対的な割合で少なかったのでは?と言われているそうです

無関心は孤独な人を増やすと筆者は思う


心の体温が冷めると寂しくなり自分を追い詰めたり否定したりする傾向があるのかもと考えます。江戸時代も現代も文化は花開き娯楽も沢山あるが楽しいことは傍にあるのにどうして人は病むのか?と考えた時に

“近くにいる誰かの気配や自分を見ていてくれる存在”が必要なんだろうなーと社会を見渡して感じたのでした

また、筆者は読者の皆さんに「自分を大切にして欲しい」と強く願っています。この記事がみなさんへの人付き合いや自分を保つ上で参考になれば嬉しく思います

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