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外国語学習は楽しいーiPadで語学学習のススメ

勉強は、楽しい。
「好きではじめる」ときと、「はじめたて」は、なおさら。

絵はんこ作家、兼 チェコ親善アンバサダーのあまのさくやです。

この度、(再び)チェコ語を習い始めました。

チェコに恋い焦がれて早十数年。何度か訪れる中でチェコ語ができるようになりたいと思いながら、知るほどに習得が難しい言語だとハードルが上がる。以前数ヶ月ほど個人レッスンを受けたこともあり、とても面白かったものの、とにかく活用の多さと複雑さに挫折していました。

以前から受けたいとチェックしていたチェコ大使館主催のチェコ語教室。入門クラスの開講に合わせて、満を持して再挑戦を決めた。いまだ!という、自分にとってちょうどいいタイミングって、あるよね。

とはいえ語学学習というものが久しぶりすぎて、改めて勉強ってどうやるんだっけ?など思い出しつつ、探り探りで始めて見つけた便利ツールなどを今日は紹介したいと思います。

大学の第二外国語で履修可能な中国語やドイツ語、スペイン語のようには学習できない「チェコ語」というマイナー言語を学ぶ。
それはつまり、英語のようにさまざまなテキストが用意されているわけでもないので、自分で教材を手作りしたくなる。…せざるをえないともいう。そういう点も、ものづくりをする作家としてのワクワク感と似ているのかもしれません。

学習の習慣を思い出すところからスタート

机に向かって勉強する習慣がほぼない近年、学習のリハビリをしながら徐々に体を慣らしつつ、毎週一回、一時間半の入門講座を受けはじめた。

私が学生だった頃よりもいろいろな技術が発展してきて、自分自身の生活スタイルや、学習のスタイルも変わってきている。まだ身についていないので効果的な学習法!とはうたえないが、現代に合うような勉強方法や道具について備忘録も兼ねて書いてみようと思う。

「紙」「手書き」が好きだからこそ「iPad」学習に挑む

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現在の学習スペックはこちら。

①教科書
まぁこれは必須の学習テキスト。重要文法事項や例文などは書き込んだり赤・緑シートを活用したい。これは変わらない昔ながらの勉強方法。

②iPad+Apple pencil
今回私が挑んでいるのは、iPadを使って勉強すること。現代の受験生などはもうこういう方法に移行しているのだろうか?

私は紙のノートやペンも鉛筆も好きだし、ノートを真っ黒にする行為も好きだ。だからこそ、無数にノートを増やしては、家に使いかけのノートがたまってしまう。さらには、「勉強したい!使いたい!」というタイミングに限って手元に持っていない、という経験も数限りなくある。だからこそ毎日持ち歩く習慣のある「iPad」でやってみよう。私にとっては挑戦だ。

活用アプリは「GoodNotes」。こちらについては後述します。

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③いわゆる定番の「赤・緑」シートとペン

受験生の暗記といえばこれ。色々なタイプはあるけれど、すっきりと携帯できる小さいサイズをゲット。情報量の多い教科書の内容は、それをノートにすべて書き写すというよりは、直接書き込んだり線を引いたりする。教科書を写真にとってデジタル上で赤シートや蛍光ペンをひくのも可能だけれど、授業の日は教科書も持ち歩くし、直接線を引くスタイルに。

④スマホと同期できる単語帳アプリ「スマ単」

これも現代では当たり前なのかもしれないけれど「べんり〜!」と興奮したグッズ。スマホに「スマ単」アプリを取り込み、単語帳に手書きで書いたものを写真で取り込むと…

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スマホ上に一問一答形式の単語帳ができちゃう。べんり〜!!

Excelに単語を一括で入れる、みたいなアプリは結構見かけたのですが、私はやっぱり「手書き」したい!という欲求が基本的にありまして。特にチェコ語はアクセント記号などもあるので、PCでの入力が難しいという事情もあり。手書きからスマホ同期ができるのは魅力的。

「GoodNotes」が語学学習に向いてる3つの理由

いや〜このアプリ優秀。

①そもそも筆記アプリとして優秀
ApplePencilを使ってメモを書く、という点では「メモ帳」でも可能なんですが。ノートの背景が選べたり、お絵かきツールみたいな感覚で使えるし、罫線の感じも選べるのが良い。

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②分類してノートが作れちゃう
ノートをつくってそれぞれ管理できるのが嬉しい。本当にルーズリーフに書いてファイル別に分けたり、順番を入れ替えるような感覚。

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③複製簡単、書き込みページが作れる
デジタルデータなのでページごと複製が簡単にできる!
文字を伏せて暗記帳がわりにできるし、書き込むこともできちゃう。

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特に回し者じゃないけれど、このアプリ優秀すぎ…!!ってことでアツく書いてしまいました。ちなみに同アプリをiPhoneでもダウンロードしておけばスマホからもノート閲覧可能。便利すぎやろ。

つまりこの方法で何がいいかって、例えば授業中のメモと清書ノートと単語帳、とかそれぞれを持ち歩かなくて済むこと。iPadに収めておけば、最終的にはスマホしか持ってない日でも閲覧はできるので荷物を増やさずに済む。めちゃくちゃ助かる〜!

リスニング&スピーキング学習は要検討中

現在は基礎文法や単語を学習している段階だけれど、「聞く」「話す」も徐々に身につけていきたいところ。今の所はチェコアニメを見ては、「あ、今〜って言った!この間やったやつ!」とか喜んでいるところですが。好きなアニメのシャドーイング(音声を聴いて追っかけながら発音を真似する練習)をするとかいいなぁとも思ったり。

何かいい方法あったら教えてください。

どうしてチェコ語ができるようになりたいか

私の学習動機は、「街の人の会話が聞き取れるようになりたい」
結構高みを目指してますが。笑 

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たとえば、坂道を上がっていくおじいちゃんと子供。
ファーマーズマーケットで顔を合わせてしゃべりこんじゃうマダム達。
あるいは、空港の窓口でパスポートチェックをしながら仲間とだべっているお兄さんたち。(行列伸びてるよと思いながら)
あと、電車の中で、乗客の女の子と延々と話し込んでいる車掌さん。女子は迷惑してるのか、あるいは話が盛り上がってるのかな、とか。そういうささやかなシーンのニュアンスを掴み取りたい。

チェコ語入門コース、現在はクラスメイト約10名とともに受講中。チェコへ音楽留学したい人や、人形劇を見にいきたい人、ビールを飲みたい人、動機はさまざまだ。一人じゃなく集団で学ぶと、えっもう覚えてるの!って焦ったりなどするので刺激になる。ベタだけれど仲間がいるって、すごく心強い。チェコアニメのDVDも借りたりして(笑)。クラスメイトって感覚久々だなぁ。あと同じ言語を学ぶ人って、学習きっかけは違えど、好きなものが近いのも嬉しい。

今回の講座では入門クラスが2つ開講している関係で、日本人とチェコ人の先生が毎週入れ替わりで教えてくれるのもありがたい。それぞれの先生のこぼれ話が本当に面白くて。文法の説明とともに、実際どうやって使われているのか、ニュアンスの違いなどを知れるのはやっぱり偉大。

語学から知れるチェコも面白いので、力尽きなければチェコ語勉強レポートもちょこちょこ書いていきたいです。

外国語習得に役立った勉強方法などあれば、ぜひぜひ教えてくださいませ。

やっぱり言語って、文化だから。国を知りたかったら言葉を知っていた方が話が何倍も早いよね…。って当たり前だしわかってはいたけれど、やるぞ!っていういいタイミングは人それぞれだから。いつだって遅くないかなと。

次チェコにいくまでに多少は進歩してますように。

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