メモの切れ端
スマホのメモからの抜粋たち。
下らないものから忘れたくないものまで。
雨が降った昨日、晴れの今日
今日傘を持った人は?
(初めて友達と終電を逃した日)
来年も
見ようと決めた
菊花桃
(一句詠んだと祖父より)
誰かがどこかで息をしている。
壁に映る大きな木漏れ日
閉じて、開いて、閉じて、開いて
どこかで何か動いているなら、今すぐそこへ行きたい
魚スタンプ
久し鰤
(LINEスタンプが作りたかった私)
神様はいるだろう。
いつも寸でのところで助けてくれるから。
絶望の淵で、救い上げてくれるから。
それでも私は、もう少し前に、終焉の予感を感じる前に、助けて欲しいと願う。
毎日大きくなっていく蕾を見るのが楽しみです
(母の一言)
記憶や思い出でいっぱいになると、人は生きていけなくなる。それでも捨てたくない。わたしはこれをすべて抱えて死んでいきたい。
筆致を見ると泣きそうになる
生きてたんだなぁと
これから満ちる月がどうしてこんなに悲しい。
刺激の少ない、ラジオみたい
(『カモン・カモン』鑑賞後)
仕事頑張るよりも、周りの人に好かれる感じが良いと思うよ。じゃあ、頑張って
ハイタッチ
(旅立つ日、父より)
どれか文章の元になるかも
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