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なぜ会社の人との仲はビミョくなりがちなのか

大人の交友関係の形成の仕方について考えていました。
現在、私の仕事はメーカーから商品を仕入れてエンドユーザーに販売する専門商社で働いています。
ぶっちゃけ社内の人との仲は微妙ですがメーカーの人とは結構仲が良いです。
そもそも社会に出て友達はそんなにもう増えていかないと思っている派だったので期待はしていませんでしたが、一緒にいる時間が長い社内の人よりも月に数回顔を合わせる程度のメーカーの人との方が絆が深まっているのか疑問に感じたので自分なりに考察していました。


仲良くなる秘訣


ポイントは「同じ目的を持ち出会ったか」ということです。
ふと私のLINEのトークを見てみると直近のトークはほぼ学生時代の部活の仲間や社会人になって(仕事以外で)同じ目的に向かって活動している仲間だけでした。
逆に地元の友達やクラスが一緒だった友達はもうほぼ連絡を取っていません。
一概には言えませんが、このことから今の私の交友関係を広げる流れはどこかのタイミングで
「同じ目的を持ち出会う→絆が深まる」というものになっていたのです。
例を挙げると

①部活などで目の前の大会や試合に勝つために互いに協力し切磋琢磨する
②そういった場から離れたときに段々とプライベートの話もし始める
③オンとオフでも気の許し合える存在になる


という感じです。

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※(私にとっての)理想的なコミュニケーション


小学校や中学校の時は住んでいる地域が近いというだけで同じ教室に入れられて日々生活することになりますが、それでも仲良くなります。
ただいつしか
「ただ一緒の空間にいて1からお互いのことを知っていって絆を深めるコミュニケーション」
が厳しくなっていきました。

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※このようなコミュニケーションを1から取るのがしんどくなってきました
(24歳男性)


私の職場に置き換えて考えてみました



前提としての私の職場の状態が下記の通りになります。

・みんな仕事へのモチベーションが異なる
・仕事量(得意先の数)が個人によってかなり異なる

なので少なくとも私が思うに
「この会社でみんなで〇〇を成し遂げようぜ!」
という職場ではないはずです。
(もちろん良い悪いかは別です。)
私も熱いビジョンを持ち入社したわけではないので
(本当はダメなのですが)
ある意味色んな人達が偶然集まっている場所、つまり
小学校や中学校のクラスとほぼイコールの場所なのです。

一方でメーカーの人(社外で一緒に仕事をする人)

・同じ顧客に商品を購入してもらいたいと思っている
・共に行動する時間が限られているため仕事(達成したい目的)の話が中心

以上のような状況になっており、実際に以前は仕事の話が中心でしたが商談などの成功や失敗を重ねるごとにプライベートの会話も増え仲良くなっていきました。

つまり「同じ目的」という入り口を通らずに出会ってしまった職場の人たちとは何となく心を開きづらいというか微妙な感じになってしまいました。
入社したての時はずっと1人の先輩と同行して外回りをするのですが、いきなり
「ただ一緒の空間にいて1からお互いのことを知っていって絆を深めるコミュニケーション」が始まってしまい上手く仲良くなれず今でも気まずいです。

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※普通に地獄でした

結論


ぶっちゃけ言ってしまえば私がただコミュ障なだけなのですが仲良くなれるorなれないの違いがあるのか気になったので考察してみました。
もう大人になるとノーモーションで仲を深めるのは難しいみたいです。
よく友達を作るために社会人サークルやコミュニティに入ることが推奨されていますが、私の場合「友達を作るため」だと失敗してしまいそうです。
本当にそのサークルもしくはコミュニティにやりたいことがあれば良い交友関係は後からついてくるのかなとか思っています。


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