見出し画像

夢の話

睡眠時間に比例して夢を覚えている頻度が上がっている。
それはレム睡眠の時間が長いせいなのか、それとも見ている夢の数が単純に増えているのか。

今回は、夢の話。

夢──
人の夢の話ほどつまらないものはない。

ある一説によると、寝ているときに見る夢は反社会的欲望・実現不可能な欲望を晴らすために見るのだといいます。それは例えば上司や先輩に対して「殴ってやりたい」と思うほど怒っている場合、実際に殴ってしまうことは「やってはいけないこと」、つまり反社会的で実現不可能なものです。

しかし、その「殴ってやりたい」欲望を叶えないというのは精神衛生上よくない、と脳みそが判断し、眠っている間に脳内で仮想的に間接的に実現することで、欲望を叶えようとしているらしいのです。(この欲望なら、「剣を持ってモンスターをひたすら倒す夢」や「瓦割りをし続ける夢」なんかを見るんじゃないでしょうか笑)

寝ている間は「記憶の整理」なども行われているので一概にストレス解消のみを行っていると言うことはできません。もちろん専門家でもない、一介の大学生ですので全部が全部正しい情報ともいえません。

それにしても不可解な夢を最近見るのです。

人の(寝ている時に見る)夢の話というのは得てして面白くありません。わかってはいますが、少々お付き合いください。

夢の中で僕はテレビ局で働いていました。働き始めて日数も浅いらしく、右も左も分かりません。同期にはお笑い芸人の四千頭身。ぶつぶつ言いながら仕事をする後藤や何も言わない石橋、元気を取り柄に頑張っている都築。なんともバラエティに富んだ同僚です。そんな中ある夫婦を取材することに。子供を産む苦しみを女性だけが味あわなければいけないことに疑問を抱き、夫が子供を産む決心をしたという夫婦。お腹が大きい旦那さんを取材するうち、出産現場に立ち会うことに。医者が病室に駆けつけ、ついに子供が産まれました。しかし、産まれた子供の肌は血管が透き通るほどの半透明かつ白い。目は青と緑のオッドアイ──。

そこで夢は途切れました。

自分で言うのもなんですが、海外ドラマばりのSFチックな先が気になる展開。

確かにちょっとずつではありますが、実際に経験したり見聞きしたことが盛り込まれています。
"テレビ"で"四千頭身"を見ました。
"ジェンダー"に関する授業を履修するか悩みました。
"バイオハザード"のゲーム実況を見ました。

しかし、この一連の「ストーリー性」はどこからくるのでしょうか。全く関係の無いような事象を繋げている橋は、どのように架けられているのでしょうか。

やはり「記憶の整理」というだけでは説明がつきません。一体なんなんだろう。

暫く考えました。

そして思い出します。"欲望"の話を。

僕は誰も見たことがない映像を撮りたい。

どこかでひっそりそう思っているのかもしれません。昔からテレビが好きで映像が好き。自分の知らない世界がリビングから画面を通して繋がっているような気持ちでワクワクして観ていたように思います。バラエティ、ドキュメンタリー、ドラマ。見たことの無い面白い世界が、まだ捨てたもんじゃないと思えるここ以外のどこかが、あると、そう思えたのが映像作品だったんだと思います。


急に熱くなってしまいました。
ど素人が熱く語るほどうざいものは無いですね。

さて──
今回の話のポイントは、寝ているときに見る夢で隠れた自分の望みに気づくかもしれない、ということです。
夢は話してみれば、大したことはないチンケなものです。友達の夢の話を聞くことほどつまらんものはありません。
でも、自問自答してみると、ちょっとした違和感から綻びが現れ、ほどいてみると一本の糸になってるかもしれない、とそう思います。

なにやら偏った宗教やら占いのようなキナ臭い感じになってしまいましたね、てなわけで

今回は、この辺で。

つたない文章や絵ですが読んだり見たりしてくださり、ありがとうございます。僕のnoteを読んで「ふっ。」と「ほっ。」ときっと出光してくれたらエネゴリ君になります!不束者ですが、何卒。