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【おすすめ映画】プロジェクト・パワーの感想!!!

このお盆休みに観た映画の一つを紹介したい。

NETFLIXは言わずもがな皆様もご利用しているかと思う!その中で一押しされていた映画を何となくポチっと再生(笑)

物語は主人公アートという特殊部隊出身の黒人男性。

犯罪組織が開発実験する際の被験者として薬の投与や実験を施される中、施設を脱走した。

その際、自分の遺伝子を受け継ぎ超能力を授かった娘が組織に拉致監禁され、人体実験して開発された薬「パワー」を使った犯罪や事件を経て娘を救い出すというのが大まかなストーリーです。

2020年8月公開と最新作だったのと監督がパラノーマルアクティビティ3・4を手掛けたアリエル・シュルマンとヘンリー・ジューストということで評価も高い様子だった。主役級の登場人物が複数いて、それぞれの人間模様を追ってストーリーが進んでいくので、面白く見れる映画の一つだ。

冒頭で謎の犯罪組織の売人が薬「パワー」をニューオリンズ地区の街に「無料で薬を卸したい」とヤクの売人ニュート率いる売人チームに薬を渡すシーンから始まる。

その噂は巷で有名になり、ニュートから薬を仕入れているロビンという女子高生が中心となり他の登場人物との関係性をつないでいく。

ロビンは母子家庭で、糖尿病に苦しむ母親を助ける為この「パワー」を売って母親の治療費を稼ぐ生活をしている。もう一人のキーマンである地元警官で友人のフランクは街を良くしたいと考え、この「パワー」が絡む事件を鎮圧する為、同じく「パワー」を使い解決をしようとするクールで行動力ある人物。

フランクはロビンから定期的にパワーを調達している。汚職警官で既に犯罪の臭いしかしない映画だが、二人の持ちつ持たれつの関係性が見どころの一つでもある。ロビンに対しフランクは兄貴のような存在として描写されている印象だった。最初のシーンは街頭で薬をめぐってロビンが襲われるシーンにフランクが助けに入るが、展開と関係性を一発で理解できる(笑)分かりやすさって大事!

特殊部隊出身のアートは「アメイジングスパイダーマン2」でエレクトロを演じたジェイミーフォックスがやっており、特殊部隊ならではのナイフやガンアクションを爽快に演じている。

アートは娘を救い出すため犯罪組織へ一人で立ち向かう。「パワー」がニューオリンズで事件化していることを知り売人ニュートの居場所を突き止め訪問する。

そこで、パワーの力に対峙するシーンの画力がすごい!

そもそもパワーは5分間だけ超人的パワーを発揮する薬で、投与した人が持っている特性を引き出すため、人それぞれにどんなパワーが発揮されるかは薬を飲んでみないと分からないという点がハイリスクハイリターンである。

副作用として、超人パワーを発揮する前に体が爆発してしまう人間もいる。ここで登場するニュートは全身発火する能力を使って組織の元締め情報を探り出そうとするアートと対決。

戦闘中パワーを一気に3つも呑み込み超人パワーの持続時間を伸ばそうとする。

副作用で爆死…あっけねーと思ってしまうが、これは薬の副作用と危険性を容赦したワンシーンだったんだなーと思う。全身炎に包まれるシーンはファンタスティックフォーの「ヒューマン・トーチ」やメタルギアソリッドの「燃える男」さながらである。

地元警察のフランクはジブリ映画の「風立ちぬ」で堀越二郎の英語版吹替をしたジョセフ・ゴードンが演じます。

ある日銀行強盗事件が起こり現場に駆け付けるフランクだったが、そこにスーツ姿の謎の組織にいつも邪魔をされる為、単身銀行へ潜入するが、パワーを使った強盗と対峙する!

強盗犯はパワーで透明人間となり銀行から逃亡する。潜入前にパワーを使用し突入したフランクは逃走する犯人を追走する。

フランクは全身が硬化する超人パワーを発揮し、鬼無双状態で犯人を追い詰める!強盗犯が銃を奪いフランクのこめかみに銃弾を一発お見舞い!硬化様態のフランクは起き上がり文字通り「鉄拳制裁」にて犯人を取り押さえる。

いやー無事に事件解決したーと思いきや…硬化する能力打たれるまで気づかんかったし(笑)

パワーを使って逮捕したことを上司はひどく攻めバッジと銃を返却し謹慎処分となるフランク。

いいことしても評価が裏目に出るのがアメリカ映画(笑)それって結構定番になりつつある流れだわなーと思い、ポテチを食べる。

一方アートは爆死したニュートから手に入れたスマホで売人たちに接触する。

そこに現れたロビンはアートにつかまり尋問を受ける。パワーの仕入れ先や元締めの情報を聞くがニュートから薬をもらっていただけの底辺売人のロビンは何も知らないと主張する。

ニュートからやばいことが起こったら迎えと言われていた台湾スーパーへ向かい犯罪組織に接触する為ロビンを潜入させる。既に利用価値のないロビンと思いきやアートは恐怖でロビンを支配し事件に巻き込まれるロビンはビビりながら潜入。

異常に気付いた犯罪組織とバトル勃発!

犯罪組織の一人はパワーのカプセルを慣れた手つきで飲みこみ、再生能力のパワーを発揮するが、アートの粘りでタイムオーバーとなる。戦闘で重症を負い気を失う直前ロビンに自分の娘の面影を観てぶっ倒れる。

特殊部隊出身というだけで、めっちゃ強すぎると突っ込んでしまう(笑)格闘技術や戦術で確かに強いが、重傷を負い娘の幻覚を見てしまうあたり人間味を感じる。

気を失ってしまったアートをロビンの母が営む動物病院へ担ぎ込み手当てをする。

うーん母子家庭で育ったから大人びているのもわかるけど、母親が動物病院経営ってのが話が旨い気がする(笑)でも細かいことは気にせず…

ロビンはアートを父親のような存在として見始める。娘を助けたい一心でここまで必死に戦闘するアートに力を貸し犯罪組織に立ち向かう3人。

🔳総評★5点中3.9点!!!!

観終わって続編がみたいなとちょっぴり余韻が残った状態なので、3.9という総評を付けました。

特集能力を使った戦闘シーンはアベンジャーズが好きな人やX-MENが好きな人なら楽しめるはず!それに個性を活かした漫画「ヒーローアカデミア」が好きな人には導入やストーリー展開に設定も違和感なく観れるはず!

それ以外の方でも楽しめる映画です!

映画をたくさん見てきた人には分かりやすく鑑賞できるので、難しいことを考えず観れる映画です。

5分間だけ潜在パワーを発揮できるが、潜在能力の解放であって、怪力になるとか空が飛べるとかテレキネシスのような離れ業はなく、基本スペックはその人体に準ずるみたいです。

飲んでみて突然その能力に目覚めるので、どんな能力が出るのかは分からないリスクが何とも言えません。主人公含めキーマンを3名配置することで展開に空きが来なかったのも見やすい要素の一つです(笑)

映画を見る前は女子高生ロビンが主役かと思う存在感でした。ロビンを演じるドミニク・フィッシュバックは私はこの映画を観て知った。彼女の過去作や関連作品も観てみたいと思わせてくれる女優さんだ!

予告のシーンではロビンがラップをしてるシーンが流れますが、これ劇中の人間関係を動かすキーとなりますし、総じて面白かったんです!

ちなみに単純に巨大化して怪力になるという能力も劇中にありましたので、気になる方は是非観てほしいおすすめ映画の一本です!


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