エクササイズ前に行う3つのこと
ウエイトトレーニングや自体重トレーニングなど様々な運動処方がありますがそのトレーニング効果を最大に得るためにはある3つの要素を改善しておくことが理想です。
まずその3つをご紹介致します。
①滑走不全 ②不安定性 ③筋機能不全
この3つです。
~①滑走不全~
組織間の滑走性低下は筋・関節周囲の組織の柔軟性の低下をもたらし、姿勢不良や動作エラーを引き起こす要因になります。
そしてこの滑走不全は「エクササイズでは改善されない」もので、エクササイズの効果を低下させてしまう大きな問題となります。
これを改善するためには皮下脂肪と筋膜との(筋間)滑走性改善が中心となるため、フォームローラーやつまみでリリースすることで改善される。
~②不安定性~
関節の緩み(不安定性や弛緩性)は関節に過剰な負担をかける場合があります。
その代表なのが「靱帯損傷」「足部のアライメント不良」です。特に下肢全体のアライメントに影響する足部のアライメントを整えることはエクササイズ効果を発揮するために重要。
~③筋機能不全~
筋機能不全は「滑走不全」「不安定性」を解消したうえで【理想とする関節運動を随意的に獲得することが大切。
筋のファイヤリングなど行う際には上記①②を改善してからでないとポジティブな効果を得られずらい可能性があります。
以上のことからこの3つの要因をクリアしてからエクササイズに入ることが望ましいでしょう。
ヒップアップ=スクワット、バストアップ=ベンチプレス
種目としてはあっているかもしれませんが
ヒップアップ=○○=○○=○○・・・=スクワット
のように種目に当たるまでの過程をまず考えてみましょう。
助川
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